Beyond the Invisible: Evening

 ストア上ではアドベンチャー&ストラテジーになっていますが、実際にはHidden Objectになります。ストアのリリース時は17/06/22となっていますが、ゲーム画面は4:3なのでもっと古いと思います。そして同じタイトルを持つ「Beyond the Invisible: Darkness Came」というものもあります。

 さて、このゲームは日本語がありません。日本語化もできません(ファイルが暗号化?されているようなのでこれをアンパック/リパックできないと無理)。ゲーム的にはアイテムの組み合わせとパズルだけなのでストーリーさえ無視すればクリアは問題ありません。

 ストアに記載されたゲーム内容は「ウッドヴィルという町で、ある日霧で覆われ通り抜けることが出来なくなり、そして市民は一人一人と消え始めた。暗闇に覆われ絶望がすぐに広がった。追い詰められ、助けを求めて去った誰ひとり戻ってこなかった…しかし、孤児の1人に希望があった。影は両親と唯一の友を奪ったが、勇気を撮ることが出来なかった。彼の家族を助け出すために恐怖と暗闇を歩き、謎を解明し、恐怖から町を解放しよう!」とこんな感じ。

 主人公は男の子(子供)だと思われます。牢屋に閉じ込められ、そこから脱出する際に妖精(羽のあるレッドキャップ)が仲間に入ります。妖精は特定の光を得て特殊なことをしてくれます。この牢屋の隣にはエミリーという女の子(クマのぬいぐるみを抱えた女の子)もいて、少しだけ会話した後、老婆に連れて行かれてしまいます。この女の子を助けることと町を救うことがゲームの目標となります。

 難易度のは4つあります。ビギナー、アドバンス、エキスパート、マスターマインドの4つ。実績もあるわけでもありませんので正直ビギナーでいいと思います。エキスパート以上はヒントもないため英語をじっくり読んでプレイする方でないと厳しいかもです。

 さてこの舞台は町ということですがあまりにも広すぎます。しかも結構あちこちを移動しないといけないという面倒さ。一応マップがあって何かすることがある場所は「!」が表示されているので親切だし、行けるようになった場所をマップでクリックすれば行くこともできます。そういう意味では楽なのだけど、子供が主人公だとしたらちょっと広すぎない?って思います。

 一部にそこの場所での謎をクリアしないと他に進めなくなる場所もあります。他の場所をマップ上でクリックしても進めない時には謎をしっかりとクリアしましょう。とにかく彼方此方に行く必要がありますし、最初の頃にあった箱の鍵が中盤以降に出てきたりしますので、あまりそこに拘らずに進むようにしましょう。

 パズルはどれもこれもゲーム内でのヒントが書かれたメモ紙などが存在するため難しくはありません。アイテム探しはアイテム名が当然英語なので少し悩む部分もあるかもしれません。後はクリックする場所が狭いものがあるため間違いないと思った時にはカーソルの先をしっかりとアイテムと重なるようにしてクリックしましょう。

 本編とは関係のない隠しマーク探しもあります。全部で21個あり、全て見つけるとメインメニューにあるエキストラが解放されるみたい。私は気にせずにプレイしてしまったため未解放。

 英語を無視して若干ヒントを使いつつ3時間ちょいでクリアしましたが、個人的には悪くはないと思います。難易度は結構低めだと思いますので少しこの手のゲームをプレイしたいと思えばちょうどいいかもしれません。バンドルにも入ることもありますのでFanaticalなどのバンドルをチェックしておきましょう。