Braveland Pirate

 現在絶賛翻訳中の「Necromancer Returns」の前作といいますか、同じシリーズにあたるゲームです。シリーズが同じということでストラテジー系のゲーム。Bravelandシリーズは3部作となっており、無印Braveland、Braveland WizardとこのBraveland Pirateとなっています。

 Necromancer Returnsは味方がクリーチャーばかりで主人公である王女様は盤上外から攻撃していましたが、こちらは海賊の船長(ジム)という立場で同じ盤上に並びます。また味方は人間メイン(一応クリーチャーもいるっぽい)です。

 ジム船長率いる海賊団は永遠の宝(ワンピースじゃないよ)を求めています。アンデッド、敵対する海賊などなど倒し、ゴールドいっぱいの宝箱を手に入れ、目的となるワンピ…じゃなくて永遠の宝を手に入れましょう。

 上SSのマップはチュートリアルに使用されるマップです。このような島のようなところを複数攻略していくようになります。その途中にお金や経験値、仲間、敵との出会いが待っています。島にある宝箱にはゴールドか経験値を選択できるようになっています。お金は仲間を雇い入れるのに必要ですが、レベルが上がらないとリーダーシップ(統率力)が上がらないため雇える人員に上限が出来てしまいます。その時々の状況によりお金か経験値か選択しましょう。

 レベルがあがるとTalents(才能)を解放することができます。もちろん、解放するためにタレントポイントが必要になってきます。タレントの説明はクリックすれば表示されます。クリックしただけでは学習にはならないので安心してください(クリックした際に表示されるダイアログに覚えるためのボタンがあります)。

 タレントは3つに分かれており、それぞれ5段階まであります。1段階から順場に覚えていくようになりますが、左右にある場合はどちらか1つしか覚えられないようです。

 戦闘は上SSのような感じになります。左下の何も表示されていないアイコンは特定のキャラの特殊攻撃を使うためのもの、右下のアイコンはCourage(勇気、度胸)値。戦闘が進むごとに上がっていき、Tricks(策略)を使うことができます(使えるのは船長だけ)。またTricksを使うためにはアイテムが必要ですが、これは冒険中に入手したり購入できたりします。

 左上の「?」は各キャラの能力を見ることができます(?を押して、キャラをクリック)。これは直接右クリックすることで代用できます。目アイコンはHPバーとキャラが何人グループになっているかを表示。右上の走るアイコンは逃亡です。

 遠距離攻撃ユニットは周りのマスに敵がいると遠距離攻撃できなくなるので注意。また、移動+攻撃も可能ですが到達できる最大の場所に行くと攻撃できなくなるので注意が必要です。敵を倒すとお金をドロップすることがありますが、これはしっかり拾う(そのマスにキャラを移動させる)必要があります。

 難易度を下げればストラテジー入門としてちょうどいいかもしれません。興味ある方はセールの時かバンドルを待ってみるのもいいでしょう。

 日本語化は多分可能。ただ言語毎にファイルが沢山あり、ちょっと大変そう。機械翻訳版であればすぐにできそうですが、ダイアログでの表示が話し言葉に口語に近いため機械翻訳にすると意味不明になるかもしれません。