Surviving the Aftermath その2

 今回は私がプレイした中でこうしたら少し楽かもという攻略のようなものを紹介します。なお、上のSSは本編とは関係ありません。電磁嵐という大災害のものです。期間が短いのが救いですが、建物に直接被害が及ぶといった意味では一番来てほしくない大災害かもしれません(フォールアウトも感染や汚染で死者がかなりでますけど)。

※2022/6/17のアップデートでワールド上でも動いてくる敵が発生するようなのでワールド探索の難易度が上がったかもしれません。そのため、拠点の1つである回復拠点なども必要に有用になったかもしれません。

コロニーについて

 コロニーはほぼ四角い形をした場所で、一番下の中央が最初に到達しキャンプを建設する場所です。キャンプ場を建設した時点である程度未確認地域が判明しますが、その時点でそのコロニーを続けるかどうかを決めましょう。もちろん、どんな苦難にも立ち向かう!というなら別です。

近隣の資源量

 明らかになったキャンプ場周辺には廃屋(木材)とプラスチックの山、ベリーが見つかると思います。このうち廃屋とベリーは未確認地域にもありますが有限です(ベリーが復活したところを見たことがないので恐らく)。コンクリートと金属はほぼ未確認地域にあります。

 そして問題となるのがプラスチックの山です。上SSはすでに地上部に出ているプラスチックを全て取った跡ですが密集して6つもあります。プラスチックも最初は結構使いはするのですがここまで密集すると取り終えるまでその場所が使えないことになります。地上分さえ取り終えれば、その上に建物は建設できるのですが完全に覆う建物でなければその部分が透けて見えるので見栄えが悪くなります(気にしなければOK。田んぼとしても利用可能)。

 地下分を全て取り終えれば普通の土地として利用できるようになります。ただ、それを行えるようになるまで時間がかかります。テックツリーから建物をアンロックし、さらに採掘にはかなりの時間を要します(埋蔵量が7000~10000程度あり、場所ごとに「豊かさ」が違います。豊かさはイコール「効率」なのでその数値が低いほど掘り終えるまでに時間がかかるということです。また周囲の数ブロックにその間汚染を発生させます(取りつくした後、少ししたら汚染は消滅)。

 次に気にするのは肥沃な土地が比較的多いかどうか、水場が近くにあるかです(画面下の目のアイコンで肥沃度などを確認できます)。この2つは食糧生産に影響します。ベリーは有限と考えると早めに食糧を確保しなければなりません。肥沃な土地には畑、水場では釣り(ゆくゆくは養殖)を建設するための大切な場所となります。

 不毛な土地では標準の畑は基本0%、普通の場所は基本75%の効率となっています(他の肥沃度が混じることで増減します)。灌漑畑が後々作れるようになり、不毛な土地問題は解決しますがそれまでは非常に大切な土地となるため、住居などは不毛な土地に率先して建設するようにするほうがベターでしょう。

 水場はなかなか近くにない場合もあり、場合により未開拓地とのギリギリのラインにあることも。それでも集水器さえ設置できれば大丈夫です。水は井戸もあり、これは肥沃な土地でなければ水が得られず、また干渉しあうため設置には一定の距離が必要です(それを踏まえる集水器があったほうがいいということです)。

 最終的に食糧は実際のところかなり余る資源となります。ただひまわり(油になり燃料や抗生物質の材料)や麻(衣服の材料)、大豆と魚(薬の材料)はずっと必要ですので気にしておきましょう。

 また上SSのように建物が設置できないクレーターやビル跡、亀裂、池(水場)なども存在します。比率がどの程度になっているかは不明ですが、この場所には建物は建設できません。

コロニーの探索と構想

 最初は入植者も少ないため、最低限のことしかできませんが、偵察台をつくりコロニー全体を把握しておきましょう。それである程度、コロニーの設置予定を立てておくといいでしょう。これは絶対ではありませんが、最終的に最初のテント群とは別の場所に居住地を作り直すほうがいいかもしれません。元のテント場所は倉庫+工場という形で再活用します。

 人が通る分には1ブロックでも問題ないとは思いますが、道幅は2ブロック分ぐらいあったほうがいいかも。あまり細いと建物同士の隙間(実際に隙間があるわけではないので道は作れない)なのか道なのかがわかりにくいからでもあります。私は大通り的なところは4ブロック。それ以外は2ブロックみたいな感じにしています(中央に装飾を置きたいなら1×1ブロックが多いので3ブロック幅でもいいかも)。

 そして冬嵐対策も考えておかねばなりません(大災害の中で圧倒的に多い災害が冬嵐でした。新規ゲームで始め、難易度決めで一番上を選択した場合。難易度50%)。私はそれを踏まえて住宅はテント、小屋、二階建ての家しか建設しないようにしています。仮設住居と長屋は一切建設しません。理由の1つが子供ができにくい環境というのが大きな理由。またこの2つを作らなければテックツリーの「内壁」と「屋根の支柱」をとらなくてもいいことです(最終的にはサイエンスポイント《SP》があまり、他に取るものがないときに取ればOK)。家と二階建ての家は6×6ブロックで住める人数が5人と10人なので、家を作るメリットが感じられないからです(家のほうがもしかしたら幸福度が上がりやすいかもしれません)。

 私は上のような感じで配置しています。テント時は3人なので1つの焼却炉で48人までカバーできる計算です。この環境は小屋が建設できるようになった時点で止め、右の配置に変更します。

 また、焼却炉を挟むように、間に3ブロック幅を設けているのはここにラジエター変更時に変圧器や大型ソーラーパネルや風力発電機(木々は発電効率に影響するものの家はその影響を受けない)が置けるようにするためです。これで電気をより遠くまで送電できます。住居には水は関係ありませんが、給水塔も3×3のため水すらも延長しやすいというメリットもあります。

 屋外トイレや埋葬所については汚染を引き起こすため何もない水場から遠い場所に作りましょう。水洗トイレ、墓地に変更できれば汚染はなくなります。そうそう、建物は破壊すると材料の一部は取り戻せます(ちゃんとは確認していませんがダメージがない状態で75%端数切捨て分は戻ってくるはずです)。

 そして最初の目標はゲートを修理することになります。この間、スペシャリストはただ居るだけになるためちゃんと使いましょう。ベリーと廃屋からの木材についてはスペシャリストを選択し、資源を右クリックすることで収集させることができます。

ワールドの探索

 ゲートの修理が終わったらスペシャリスト(標準で2人)をワールド探索に向かわせることができます。最初にすべきことはコロニー近くに1つは基本的にあるであろう500サイエンスポイント《SP》の場所を探索し回収することです。これがないとタレントツリーのアンロックもできません。使い道は自由でいいのですが、私は食糧テックから皮剥ぎ(100)、集団狩猟(75)、基本的な農耕(125)で300SP消費。安全テックから守衛(100SP)、最前線の拠点(125SPなので25SP不足するのでスペシャリストの探索で収集)かな。

 スペシャリストは基本的に未開放地を片っ端から解放していきます。中には地域ごと敵に占拠されている場所もありますが当分戦う必要はありません(スペシャリストが増えてからでOK)。とにかく遠くまで含めて開放! これ一択(SPのみはダメージなしなら収集)です。

 そのうちギア型のアイコンがある場所を発見します。SP(12Hで8/16/30/40)、レアメタル(6/12H)、娯楽箱、防護服、自動小銃、上質な道具(この4つは1/12H)の6種類だけだと思います。ここは「前線の拠点」をアンロックし、拠点本部をコロニーを作り、スペシャリストを「開拓者」として派遣する必要がある場所です。稀ですが同じ地域内にSPを除く2つのギアがあると両方の資源を得られます。なお一度、開拓者となったスペシャリストはもう戻ってこないので注意。

 最初に拠点にするのはSP(16/12H)×2つです。その後、順不同で構いません最低でも1つずつは速めに拠点を作りましょう。レアメタルはかなり後になってから金属の地下資源から得られるようになりますが、その前にある程度溜めておくことが可能になります。娯楽箱は作れないので重要。また自動小銃も得られるようにしておくと金属などの節約につながります。

 その他の拠点で重要なのは「生存者拠点」。生存者拠点は地域情報から生存者の比率をみて設置場所を決めますが3個黄色丸ならOK(時間はかかりますが、自動的にコロニーに来るわけではないので必要な時に呼び寄せればOK。最初は生存者集団がこない場合もあるのでここから呼び寄せるのもいいかもしれません)。

 スペシャリストはお金を払って雇うか生存者の一団がコロニーにやって来た時に一緒にくるかしかありません。前者は500~900ぐらいのお金がかかります。後者は無料。生存者はランダムなので最初は幾らかお金を払って雇用するしかない場合もあります(お金はワールドの資源がある場所や取引などで得られます)。

再びコロニー
工場と倉庫

 まず工場は調理場や食堂、仕立屋、道具屋などを含みます。工場でものを作るには基本的に資源が必要です。このゲームの運搬者は工場などへ資源を運ぶことはしないようで、その工場に勤務している労働者が行うようです。そのため、資源の搬入をしている間は生産が止まってしまいます。そのため、その工場に必要な資源というものは近隣に総合保管所を作って保管するようにしたほうがいいかと思います。

 総合保管所では保管所ダイアログの下部にある「備蓄資源の選択」から必要なものだけ選択しておきましょう。クリックすると「○に/」のマークがつきます。これで「拒否」となります。それとは別に要求資源(コンテナアイコンに+があるアイコン部分)を選択すると、その倉庫が優先され保存されるようになります。 検証をしたわけではありませんが、恐らく間違いはないと思いますのでなるたけ近くに資源を置くようにしましょう。

 また無駄な生産は避けましょう。廃屋からの木材とベリーについては全て取ってしまわないと障害物となり建物の邪魔になるので仕方がないとして、それ以外は上限を設けておくほうがいいです。多くても人数の倍程度(大災害の長さを長くしている場合は3倍など)にしておくのが無難です。総合保管所などに入っていない資源は盗まれたり、ダメになります。倉庫を作るにも資源が必要なので無駄をなくし、不要な余力はなくしましょう(水、電気を除く)。

暖房

 薪は序盤で冬嵐を乗り切るために大量に使用します。しかし、これは調理場や食堂、パン屋(パンのみ使用。)で使用します。冬嵐はずっとではありませんが、生産量が少ないため電気が作れるようになったらラジエターに変更するようにしましょう。電力生産は電磁嵐で使えなくなりますが、バッテリーラックに蓄電しているものは使用できるのでなるたけバッテリーは作っておき、変圧器で繋いでおきましょう。電気関係は「電子回路」が必要になりますが、この時にワールドでちまちま貯めていたレアメタルが役立ちます。

生存者一行

 どのタイミングで来るかは不明ですが、上SSのように生存者がやってきます。スペシャリストは枠が空いていない場合はいないと思われ、空いていてもスペシャリストがいない場合があります。

 この生存者をコロニーに迎い入れる基準はスペシャリストの有無、老人の数だそうです。スペシャリストは無料はこの生存者一行だけなのでお金の節約をしたければ仮に老人が多くても入れてもいいでしょう。老人は近いうちに老衰で死んでしまうため労働者としてカウントしにくいためだそうです。当然ですが住居が必要になることを忘れないでください。私は居住区だけはつねに人口+10ぐらいの空きを作っていました。後はケガや病気、物資の量なども参考にするといいかもしれません。

畜産とコミュニティ取引

 畜産は元となる動物を他のコロニーから購入する必要があります。牛、羊、豚、ニワトリの4種類がいますが、羊は羊毛、ニワトリは卵、牛はミルクという副産物があります(豚は副産物なし)。羊毛は服を作るために必要となるため麻とともども増やすといいかもしれません。卵やミルクはパン作りで使用します。

 一部の種や虫も同様に他のコロニーから購入する必要となります。ただし、この2つはたまにコロニーにやってくる行商人からも物々交換で得ることができます。ただランダムなので特定のものが欲しければ他コミュニティと取引したほうがいいでしょう。

 取引は物々交換メインとなります。相手からとこちらからの差額を支払うか貰うかになります。また一部のアイテムには天秤マークがついているものがあります。赤いものは評判を落としますが、黄色(黄金)は評判を得ることができます。評判を得ることで価格が少し下がるので下げるようなアイテムの取引はしないようにしましょう。また汚染は売ることが出来ます。邪魔になるのでさっさと売ってしまうのが吉。

ワールドでの戦闘

 分かりにくいかもしれませんが、ワールド上の戦闘はタイマンで戦う必要はありません。最高で6人のスペシャリストを同時にぶつけることが出来ますので、強敵には無理をせず複数で戦うようにしましょう(上SSは地域ですが、場所に対しても同様です)。