Vintage Story その2

 Vintage Storyを標準設定で月3日にしてテストプレイしてみた感じ、ゲームを十二分に楽しむためにはワールドカスタマイズは必須かなと思います。前回記事にした際にデスペナと銅、スズの鉱床頻度程度を変更したほうがいいとしていましたが、現状もう少し緩やかにしたほうがいいかなと思います。そこで今回は「簡単に楽しむ」を目指した設定やワールドなどを紹介。

設定

 まず開始時の気候。標準では「温和(6~14度)」となっていますが、世界的な気温を「標準」にしていると雪の季節が秋、冬にわたるようです。つまり半年の間「冬」に悩まされてしまいます。冬の間は長い間外に出ていると寒さでHPが減っていったり、植物が育ちにくかったりします。もちろん、対応できる気温を下げたり常春に設定すれば問題ありませんが、季節を楽しみたければ気候を「温暖」にするか世界的な気温を上げる必要があるかもしれません(ただ南下すると暑すぎるようになるかもしれませんので、それによる弊害がでるかもしれません。それを考えると温暖にしたほうがいいかも)。

 一カ月の日数は標準で9日。これは好みでいいと思うのですが、まったり生活を楽しみたいのであれば30日がいいかなと思います(春、夏に冬に対しての準備ができます)。とはいえ冬も長くなります。前述の気候により冬の期間は変化すると思いますのでお好みで設定しましょう。体温の耐久力は温暖にするならば「0度」でいいかなとは思います。しない場合、「マイナス10~20」にしたほうがいいかも。

 デスペナは「内容保持」を推奨。リアリティがない!というならばドロップでもOK(内容保持のメリットは遠出しての死に戻りでアイテムがゲットできる点。リアリティはなくなりますが)。

 ランダムリスポーン半径はデスペナでインベントリ保持であれば「0」でいいと思います。逆にインベントリのドロップなら5000~10000ブロックにしたほうが楽しめると思います(新しい肉体として新たにやり直すという意味で)。

 猶予期間。これはドリフターが初日の夜から登場するのか最高10日なのかということです。これはお好みかな。初日に狭い拠点を作れば脅威ではありません(夜に発生したドリフターは日中にも残り続ける場合がありますが)。

 生き物の敵対度は現状、恐らく「消極的、攻撃的」にしておく必要があると思います(敵対しないにしたことがないので、野生を攻撃した際にプレイヤーを追撃してくるか不明。追撃してこないと現状は家畜化しにくいです。もちろん、買う場所を考慮しないのであれば問題ありません)。

 道具の耐久性は個人的には200%でもいいかなと思います。これはインベントリがそこまで多くないためある程度長持ちしてくれないと楽しめないから。200%でも早いと思えば300%でもいいかも(ver.upされ、動物などを同行できるようになりインベントリが増えれば標準でもいいかもですが)。

 銅鉱床とスズ鉱床の頻度は珍しい、極めて珍しいになっていますが、個人的には1つずつアップするぐらいがいいかなと思います。スズがなければ銅の道具から脱却できません。もちろん、探す楽しみを!と思えば標準でもいいのですが。世界的な鉱床のスポーン率は少し多めの方が楽(当たり前)。お好みで。

 テンポラル・ストームはどうなんでしょうね。基本1日(厳密には最大10時間弱)程度なので自宅でじっとしておけばOKだしね。テンポラル・ギアの入手はドリフターの強さで違うのでしょうが、サーフェイス、ディープでも入手できるようなので気にしなくてもいいかもです。

 設定は大体上記の通りかな。次に生成されたワールド。

生成されたワールド

 最初のスポーン場所がリスポーン場所0の場合は「高所、もしくは水の場合」は作り直した方がいいです。

 上SSは海上にスポーンした例。これは極端な例ですがこんな場所にスポーンすると地上に戻るのも大変ですし、最初の拠点づくりも大変になります。高所は簡単に降りられるようにしておけばいいのですが、そうでない場合、降りるまでが大変になるため避けるべき場所となります(テンポラル・ギアが入手できリスポーン場所を変更できるようになるのは運ですが先だと思ってください)。

 次に確認すべきは鉱石、ガマ(もしくはパピルス)が近くにあるかです。鉱石は柔らかいものとそうでないものがあり、柔らかいものは道具を作成できません(火打ち石が柔らかい鉱石と混じってあるのですが、探すのに時間がかかります。鉱石が石灰の場合は可能ならばそのワールドをそのまま使いたいところ。石灰は革の加工に必要になるものの1つなので最初からあるとかなり助かります)。

 そして序盤の食料となるベリー(スグリ)。ガマの根、パピルスの根も食料になりますが根が残っていれば時間とともに成長し、ガマ、パピルスが再度取得できるので可能な限り残しておきたいものの1つです(序盤のカゴや中盤以降の養蜂に必要)。野菜は後から探せばいいのであまり気にしなくていいかも(農業で増やせます)。

 次に粘土(青粘土と耐火粘土)。上図のように粘土は微妙に色が違います。このマップでは幸い近くにありましたが、場合によりは離れている場合もあります。少なくとも青粘土は近くにあったほうが楽です。

 これらを確認したらワールドを決定して、サバイバルを開始しましょう。楽しんでください。

 上図は適当に探索していたらダンジョンがあったので入った(落ちた)時に見つけた場所。このぶら下がっているのは植物らしいけど、壊したらそのまま何もなくなったので持ち帰るのは無理そう。銅を見つけツルハシを作れていない状態で縦穴で始まるダンジョンに落ちると恐らく戻れません(たまに地上に繋がっている場合もあります)。モンスターの登場を遅くしている場合、自殺(コマンド入力)するしかなくなるので注意しましょう。

 ゲームに慣れてきたら難易度を上げればいいかなとは思います。まだ開発中で今後どのような改変がされるか分かりません。さらに難しくなるかもしれませんし、簡単になるかもしれません。なので現状で楽しむほうが個人的にはいいかなと思います。

 Modも適用できますが、ゲームのver.upで使用できなくなるものもありますので注意しましょう。