Willy-Nilly Knight

 アーサー王物語に基づいて製作されたファンタジーRPGです。登場人物の名前がアーサー王からつけられたものが多く、また一部指輪物語の登場人物をもじったNPCも登場します。ファンタジーの世界を楽しみたいのであれば手にとって間違いないゲームの1つだと思います。

 RPGと紹介しましたが、ターンベースで難易度によってはストラテジー要素が強いゲームとなっています。作者が意図した難易度でプレイした場合、闇雲に突っ込んでいては勝てないようになっています。カジュアルに楽しみたい時には難易度を下げ、がっつり戦闘も楽しみたい場合は難易度を上げましょう。

 主人公はSambriaという場所で様々なクエストをこなしながら物語を進めていくことになります。マップはシームレスに繋がっているわけではなく、各地域ごとにマップが作らています。メインクエストをクリアすることで先のマップに進めることができ、一度到着したマップは選択するだけで移動することができるようになります。

 各マップはそこそこの広さがありますが、道を中心にして進める場所はある程度限られています。またその中にはダンジョン(大きさはまちまち)がある場所もあります。

 ゲームを開始するとチュートリアルがあり、その後すぐに最初の仲間である魔法使いGuinevereと出会います。何回かの戦闘をこなした後、Anauri FortressでNPC達と会話をしてクエストを受託して物語を進めていきます。その中には後々仲間になるドワーフの戦士Cerdicもいますが、クエストをクリアしないと仲間になってくれません。

 主人公Arthurと魔法使いGuinevereでの戦いはかなり厳しいものになります。しかも敵の数はマップに配置された一定数しかいないようなので、適当に戦ってレベルアップし、強くなってから先に進むということはできないようなので戦術を立て、うまく立ち回り敵を撃破していきましょう(※まだ序盤をプレイ中なので中盤以降、敵がリスポーンするかどうかは不明です)。

 戦闘はアクションポイント(AP)を使用したものとなっており、移動、攻撃、スキルの使用においても一定のAPが必要となっています。またスキルはクールタイムがあり、毎ラウンド使用できるというわけではありません。そういう意味ではポーションやスクロールを利用して戦う必要が出てくるかと思います。このアイテムは敵がドロップしたものや道中にある箱から入手したアイテムを使ってクラフトすることもできます。

 敵が有限ということはお金もアイテムも有限になると思いますので、どんどん使うというわけにはいきませんが、最初のうちはある程度使って戦闘をこなしていく必要があるかと思います。戦士Cerdicがパーティに加わると大分楽になりますのでそれまでは頑張りましょう。

 このゲームは物語を楽しんでほしいようでかなりの文章量があります。ジャーナルを開くと現在のクエスト状況と過去の全ての会話が記録されるようになっています。上SSはGoogle翻訳を使って日本語化していますが、標準で日本語がないのは非常にもったいないとは思います。

 アリーナは戦闘を体験できるモードのようです。敵も味方も主人公たちとなります(Lv20に設定されていますのでスキルの確認もできるかもしれません)。

 最後に日本語化ですが上SSの通り可能となっています。現在、ジャーナルに記載される情報以外はGoogle翻訳+意訳が終わっている状態です(ジャーナル部分は機械翻訳のまま)。この状態でもよければすぐにでも公開できますが需要はあるんですかね?