PHP – ポーズの追加方法
非常に便利なMod「Poser Hotkeys Plus」ですが、全てのポーズに対応しているわけではなく、最初から用意されていないものについては自分でJSONファイルを作成する必要があります。そこでその追加の方法を少し説明したいと思います。
下準備
JSONファイルを作るにはPoser Hotkeysより「PoserDataGen.exe」をダウンロードしてくる必要があります。Optional filesに登録されている「PoserDataGen」に含まれていますのでマニュアルダウンロードしてください。
Mod管理ソフト「ModOrganizer(以下MO)」を使っている場合はプログラム登録する必要がありますので他のプログラム(たとえばTES5Editなど)を置いてあるフォルダなどに展開しておきます。当方の環境だとDドライブにSkyrim_MODというフォルダを作成し、その中にTES5Editなどをフォルダ毎に管理していますので、そこにPoserDataGenというフォルダを作成し実行ファイルを配置します。
次にMOに登録します。メニューバーにある「歯車」アイコンをクリックします。
左図のようにタイトルを入力し、実行ファイルをそれぞれの環境によって変更してから「追加」ボタンを押し登録します。登録が終了したら「閉じる」を押して終了します。
次にMOから登録したPoserDataGenを選択し実行します。なぜこのような面倒なことをしないといけないかと言えば、MOの場合はMODの入っている場所がSkyrimのフォルダーではないからです。MO経由で起動しないとPOSEの入っている場所がPoserDataGenには分からないためです。
今回は試しに「LarmirPose」をサンプルに使用させていただきました。これは標準でJSONが用意されていますが、このプログラムで作成されたものと見比べてみるのも分かりやすいかと思い選択しています。
作成したいポーズのチェックを入れ、一番下の「Generate Poser Data」と書かれたボタンを押します。一瞬で終了し出力先の書かれたダイアログが表示されますが、この出力先はMOを使っている場合は違いますので注意してください。
うちの環境ではMOのMODフォルダーの1つ上のフォルダーにある「¥overwrite¥SKSE¥Plugins¥PoserHotKeys¥poserdata」フォルダーに作成されていました(つまり、MOのOverwrite内に作成されていました)。
ただ、2回目に確認した時にはPHP側の¥SKSE¥Plugins¥PoserHotKeys¥poserdataフォルダに作られていましたのでどちらかを確認してみてください。
作成されたJSONファイルをPHPが入っているフォルダー内の「¥SKSE¥Plugins¥PoserHotKeys¥PoserData」フォルダーにコピーすればOKです(MOからであればPHPを選択して右クリック⇒エクスプローラーで開くを選択すればPHPのあるフォルダーが開きます)。
ただ、このままでは非常に分かりにくい状態になります。またJSONが作成された直後のものをテキストエディタで開くと改行なしのものとなっていますので適宜改行をいれる必要があります。
{ "string" : { "name" : "LarmirPose" }, "int" : { "selectedpack" : 0 }, "stringList" : { "packnames" : [ "lp" ], "lp" : [ "LP1", "LP2", "LP3", "LP4", "LP5", "LP6", (省略) ] }, "intList" : { "selectedpose" : [ 0 ] } }
上リストが適宜改行をいれたものですが、このままでは分かりにくいので
- “packnames” : [ “lp” ], ⇒ “packnames” : [ “Larmir Pose” ],
- “lp” : [ ⇒ “larmir pose“: [
- “LP1”, ⇒ “LarmirPose 1|LP1″,
1.の部分はポーズMOD名、2.の部分はカテゴリ名(このポーズ集は1つしかないので1行ですが、GomaPeroなどは複数行になる場合もあります)。3.の部分はポーズ名ですが、「分かりやすい名前|元の名前」にすればいいそうです。
{ "string": { "name": "Larmir Pose" }, "int": { "selectedpack": 0 }, "stringList": { "packnames": [ "Larmir Pose" ], "larmir pose": [ "LarmirPose 1|LP1", "LarmirPose 2|LP2", "LarmirPose 3|LP3", "LarmirPose 4|LP4", "LarmirPose 5|LP5", "LarmirPose 6|LP6", "LarmirPose 7|LP7", "LarmirPose 8|LP8", "LarmirPose 9|LP9",
これはPHPに付属しているものです。上記がこんな感じになるということですが、分からなければJSONをそのまま入れるだけでOKです。
簡単に説明をしましたが、JSONを作るだけなら簡単なので一度チャレンジしてみてください。
2 thoughts on “PHP – ポーズの追加方法”
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ツイッターから来ました。質問失礼します。現在環境SKYRIMSE、NMMを使用しております。POSERDATAGENを立ち上げると「ERROR please berify your skyrim derectory」と表示されアプリが立ち上がりますが赤字でエラーが表示されています。白枠には何も表示されていません。JSON製作したいポーズはHARUHARUPOSEというものです。「POSERHOTKEYPLUSに対応しました」と製作者様が書いてありましたので、JSONが必要なのだと思います。お手数ですがアドバイスいただけますとありがたいです。
再度haruharu_poseを確認したところ「haruharu_pose2」というものが出ていました(1のものに幾つかポーズを追加されたもの)。
DLして確認すると中にSKSEフォルダがありJSONファイルも同梱されておりましたので、JSONファイルを別途作る必要はないと思われます。
NMMでこの2のほうをインストールして有効化すればOKだと思われます。NMMをすでに使っていないのでうろ覚えですが、同名のファイルはないはずなので特にエラー(上書きするかどうかなど)も出ないと思われます。
後はSSEを起動してPHPを動作させてみてポーズ一覧に「HaruHaru Pose」と出ているかどうか確認してみてください。