ソリチュードへ向かう

2nd_solitude
 フォルガンスールまで行った時にソリチュードの南東に位置していたこともあり、ソリチュードが遠目に見ることができた。左手に町、右手に大きな建物があったのが印象に残っていたので、一度訪問みたくなり馬車を借り行ってみることにした。

 門を入ると目の前に人だかりがあった。何が起きているのかと思えば公開処刑が今から行われると言う。処刑されるのはロックヴィルという男性で、元々ソリチュードの門番だったそうだ。ロックヴィルは上級王をストームクロークが殺した際に、ストームクロークをの逃亡を助けた罪で処刑になるということだった。
 ロックヴィルには彼なりのポリシーがあったようだが、みんながそれを認めているわけではなく、なすすべもなく斬首された。処刑が終わると集まっていた人々は蜘蛛の子を散らすように去って行った。

MODフォロワー「葉隠 咲」を連れているとなぜか葉隠が衛兵を攻撃して戦闘になってしまいました。原因不明。
ロックヴィルの処刑後、遺体はそこへ残ります。タロスのアミュレットを取ることも可能(後々イベントになるらしい)

 到着早々、嫌なものを見てしまった私は気分転換にと酒場ウィンキング・スキーヴァーへ向かった。何か噂があれば儲けものというものあったが、一杯ひっかけたい気分でもあった。主人に酒を注文し噂について尋ねてみる。
 「ブルー・パレスのまわりをうろつく男がおり、事情があるようだが言っている事が意味不明」
 「吟遊詩人の大学で新たな人材を募集している」
 「ジャリー・ラがウェルズ地区で新たな人でを探しているらしい」
 「ヴァルニウス・ジュニウスが何か悩んでいるようだった。宮廷のファルク・ファイアビアードなら何か知っているだろう」
 主人が見聞きした噂はこんなところだった。とりあえずブルー・パレスの周りにいるという不審人物をあたってみようと宮廷に向かって歩き始めた。ソリチュードはかなり広く宮廷はその最奥部に位置していた。道すがら浮浪者と思われる男性がうろうろしており、何やらぶつぶつ言っている。この男性が噂の人物かもしれないと思い話しかけると、確かにわけのわからないことを言っており「ブルーパレスにあるペラギウスの羽」に入る必要があるという。これからブルーパレスに行くつもりだったので宮廷内で聞いておこうといい、その場を後にする。

デイドラクエスト「乱心」が発生。

 ブルーパレスにいるというファルク・ファイアビアードという人物を訪ねて行くと、男性が何やら首長エリシフに申し出をしている最中だった。話が終了するまで待って話を聞いていると、その男性はヴァルニウスで噂話に出てきた人物だということが分かった。
 話が終わったのでファルクに話を聞くことにした。早速、たった今話題に登った洞窟の話を聞いてみた。私でどうにかできるのであれば・・・そして報酬がもらえるのであれば・・・、助けになるのも悪くはないだろう。
 「ヴァルニウスはちょっと神経質なところがあるので、正直放っておこうかと思っていたんだ。洞窟、ウルフスカル洞窟なんだが、その近くで奇妙な出来事が報告されているんだ。恐らく野生動物か山賊の仕業だとは思うんだが。
 戦争が起きている時に時間を費やすほどの問題ではないと思うが、もしこの件を片づけてくれるならその仕事に対して報酬はだそう」
 私は二つ返事で承諾した。野生動物や山賊相手なら問題はないだろう。

 ウルフスカル洞窟はソリチュードの西に位置している。近くにはメリディアの像もあるらしい。先日見つけたメリディアの灯はここへ持って行けばいいのだろう。とは言え先に解決しなければならない事案があるため寄り道はせず洞窟へ向かうことにした。
 ソリチュードの西から出て雨の中洞窟へ向かう。どこまで進んだときだっただろうか、いきなり背後から大きな影に覆われる。ドラゴンだ! すぐさま空中にいるドラゴンに弓で攻撃を仕掛ける。それとは別に魔法のようなものも飛んでいく。不思議に思い辺りを見回すと1人の魔術師がドラゴンへ攻撃を仕掛けてくれているではないか。
 ドラゴンも私とその魔術師の攻撃についに地上に降りてきた。すると近くにいたトロールも参戦してくる。ドラゴンは次第に弱ってきて、ついに頭が地についた。そして、すぐさまトロールを攻撃する。どう考えてもトロールが次に襲うのは私に違いないからだ。トロールには火炎魔法が良く効き瞬時に倒すことができた。
 一段落ついた私は魔術師の元へ向かった。アルドウェンと名乗った魔術師はギルダーグリーンが再建されたホワイトランのキナレスの祠へ向かう途中だという。そういうとアルドウェンはホワイトランへ向かって再度歩き始めた。お礼を言った私も洞窟へ向かうことにした。

 道沿いに「メリディアの像」へ登る参道があった。目立つ作りになっていたので次に来る時も迷うことはないはずだ。しばらく歩くとついに洞窟の入り口を発見した。入口に近づくとスケルトン2体襲ってきた。これは野生動物や山賊の仕業ではなさそうだ。不安も感じつつ私は洞窟へ入っていった。