吟遊詩人の大学

 ソリチュードの酒場で「吟遊詩人の大学で新たな人材を募集している(学生を募集している)」ことを思い出し、その大学へ行ってみることにした。魔法大学にも行っているが色々なことを勉強するのは悪いことではないだろう。早速大学へ向かい校長のヴィアルモと話をし、入学を希望した。
 ヴィルモアは入学希望者である私を喜んでいたが、入学できない場合もあるので承知するように伝えた。そして、こう続ける。
 「大学は志願者に対して、吟遊詩人の卵に適した任務を与える。吟遊詩人の大学が催すオラフ王の焚刑という祭りを首長エリシフは禁じた。彼女を説得したいのだ。
 そのためにオラフ王の詩歌を読みたいのだ。スカイリムの生きた歴史であるエッダ詩歌集の一部だ。残念ながら長らく行方が分からない。
 大学の歴史学者ジラウドによると、オラフ王に関するエッダの一部が今でも死者の安息所に残されている可能性がある。そこで君の出番だ。」
 詩歌があるという死者の安息所と言うのがどういう場所か分からないが、私の力でどうにかなるのであれば大学にも入学できるし一石二鳥だ。挑戦してみてダメなら諦めれば済む話だ。私は校長の試験を受け入れることにした。

クエスト「オラフ王の焚刑祭」が発生。大学にいるジラウドは話術の訓練をしてくれます(オラフ王のクエの最後あたりで話術が必要になるのでスキルアップを忘れずに)。なたこのジラウドから詩歌について詳細が聞けます。

 死者の安息所はソリチュードの南、モーサルの西南西に位置していた。途中ドラゴンに遭遇したが、運よく去って行ってくれた。なるべくドラゴンに発見されないように道を急ぐ。

 安息所に入り、少し先に進むと開けた場所についた。そこに幽霊というのだろうか青白い人影のようなものが見えた。急いで近づくとその影は格子の奥へと消えていった。
 開けた場所の中央には台があり、周りには死者が埋葬されていた。台の上にルビーの施されたドラゴンの爪があった。それを手にすると正面の格子が音を立てながら開き始まる。同時に死者(ドラウグル)が複数起き上がり襲いかかって来る。
 格子の奥に進むと先ほどの影が見えた。どうやら影は私を誘導してくれているように見える。これが罠なのかどうか分からないが今はついて行くことにした。奥へ奥へ進むと墓地のような場所がありスパーダーが住処にしていた。蜘蛛の糸で一帯が見えにくくなっている場所もあり慎重に行動することにした。更に進むと墓地のような場所が続く。そこにはドラウグルがいたがこれも一掃し奥に進む。

蜘蛛の糸に隠されて宝箱や武器があります。また道中に「商売の才覚(話術+1)」の本あり。

 その奥には蜘蛛の糸に覆われた広間に出たが行き止まりになっていた。中に入り、上を見上げると蜘蛛がいた。蜘蛛などすでに相手ではない軽くいなし先に進む方法を探す。床には格子があり、下を見てみると水が溜まっているようだった。そして壁をみて歩くと鎖があり、それを引くと床の格子が開く。
 どうやらここを進むしかないようだ。飛び込んで周りをみると脇に進む道があった。その先を進むとまた先ほどの影が現れた。もう着いて行くしかないようだ。
 その先は広めの広間になっていた。ドラウグルが襲いかかって来るが葉隠と一緒に殲滅する。上を見上げると通路があり、どうやらそこから先に進むようだ。
 奥へ奥へ進むと青白い光を発する大きな扉の前に着いた。しかし、その扉は魔法で守られているようで開けることができなかった。その横に先に進む道があったのでそちらへ向かう。
 ここも墓地になっており、ドラウグルがいる。しかも段々と上位種になっているようだ。苦戦はしないものの倒すのに時間がかかるようになる。無理をしないように1体ずつ確実に倒していく。

 広間に着く。周りに格子があり、床にも先ほどと同じように格子があった。広間に入ると壁の格子が開き、中からドラウグルが複数現れる。幸い上位種ではなかったので乱戦にはなったが倒すことができた。格子の部屋はどれも墓地となっており、先に進むには床の格子を開く必要がある。ここは分かりやすい所に鎖があったので、格子を開き螺旋階段を下に向かう。

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 その下には岩の扉があり、横にあるスイッチを回すと轟音とともに扉が開いた。中には亡骸(スヴァクニール)と青白い影がいた。そしてその亡骸の手元に一冊の本(オラフ王の詩歌)があった。本を手にすると青白い影は消えた。
 ここから戻るにはあの魔法のかかった扉をどうにかするしかない。とりあえず扉へ向かう。すると消えた青白い影が扉のところに現れた。その影が扉に向かって魔法を唱えるような仕草をすると大きな扉がスッと開いた。そしてその中に駆け込んで行った。
 私も追いかけていくと、その奥には回転ギミックの施された扉があった。ここでルビー・ドラゴンの爪が役立つ。動物のレリーフを爪に彫られたように合わせ、爪をセットし回転させる(狼、鷹、狼)。轟音とともに扉は開く。その奥正面にはレリーフが彫られていた。

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 その横に上への階段があり登ると、中央に水が溜まっており、その周りには椅子が複数あり、どの椅子にもドラウグルが座っていた。そして正面奥には棺がある。
 青白い影スヴァクニールがその棺に向かって声を上げる。
 「オラフ! 時が来たぞ!」
 その言葉の直後、振動と共に周りのドラウグルが目を覚まし、スヴァクニール、そして私たちを襲ってくる。どんどん立ち上がるドラウグルを3人で倒していく。
 「よみがえれ、オラフ! 我が復讐の時だ!」
 さらにスヴァクニールが叫ぶ。振動がおき、先ほどより上位種のドラウグルが襲いかかって来る。それらを全て倒し棺に近づくと大きな振動と共に棺の蓋が空き、中からドラウグルの様相をしたオラフ王が蘇る。
 「無礼な吟遊詩人め。死ね!」
 3人でオラフ王に立ち向かう。時間はかかったものの3人で立ち向かえば敵ではなかった。
 スヴァクニールは満足したのか、少し離れた場所でリュートを弾く姿を見せると、光に包まれ消えてしまった。そして、オラフ王がいた奥にはシャウトの壁があった(旋風)。横の扉を開け先に進むと入口に近い場所に出た。

 私は手にした本を手に吟遊詩人の大学へ戻り、ヴィアルモ校長へ報告をした。
 「正直なところ、見つかるとは思っていなかった。さて、見てみよう。
 おお、弱ったなぁ。これではまるでダメだ。この写しは不完全で、ところどころ判読できないほど古びている。判読できる部分は、さて、吟遊詩人の詩歌は太古から大きく発展してきたからな。
 これでは宮廷で読み上げられないな。詩歌がなければエリシフにオラフ王の焚刑祭の重要性を分からせることができない。祭りの重要性を理解しない限り、彼女は彫像の火あぶりをやめるという決定を覆さないだろう」
 このままでは吟遊詩人の大学への入学は難しいものとなりそうだ。私は考えた末、読めない部分を作りだせないかと提案してみた。
 「作りだす? それは適切とは思えないな。この写しを基に様式をまねることはできると思うが、行間に何があったのかが見当もつかない」
 確かにその通りだ。しかし、やらないよりはマシだろう。とは言え今はそれだけの知識がないのは確かだ。一旦保留にしてもらい大学を後にすることにした。

詩歌の復元は一定の話術があれば、選べない選択肢が選べるようになります。体験上話術67でOKでした。クリアするだけなら選べるものを選択していけばOK。選んだ詩歌でエリシフの前で歌ってくれます。