198X

 198X年代の街から離れた郊外。世間知らずな青春時代の限界と避けられない大人の責務の間に動きが取れない10代の子どもの旅。子どもが地元のアーケードを発見した時、物語は広がります。ビデオゲームで新しい世界と意味を見つけ出します。アーケードを訪れるたびに全てのゲームが明らかになり、全ての動きを極め、全ての達人を打ち破り、子どもは強者へ育つ。そしてゲームと現実の境界線があいまいになり始める…。

 多分、こんな感じの説明。ゲームは一本道のアドベンチャーのような形で進んでいきます。最初は横スクロールのアーケード、物語を挟んでシューティング、カーレースなど数種類のゲームを楽しめます。

 それぞれのゲームは全て一部をプレイする形となっています。難易度は特にありませんが、何度もプレイすることでパターンは読めてきます。プレイが上手な人であれば全て簡単にクリアできるかもしれません。実際、プレイ時間は2時間とされています。

 アーケードモードをクリアした時点での進捗が保存されます(つまり2つ目をクリアすると3つ目からプレイ可能)。何度も挑戦できるので楽しみながらプレイするといいでしょう。

 ただこのゲーム、字幕が一切ありません。物語部分は全て音声なのでこの辺りがちょっと辛いですね。せっかく物語部分が良さげなのに聞き取れないという。英語をちゃんと学生時代に勉強してこなかった結果がこれですよ(´;ω;`)。