All My Gods

 ローマの神になるためのゲーム。サターンの息子となり神々の信頼と神の力に値することを証明しなければなりません。しかし、全ての神がそれを良しとはしておらず、マルスは主人公に惹かれていくヴィーナスを奪い返すために災害を街に起こします。またその母ヘラも同様。様々な困難を乗り越え、小さな村を帝国に成長させてください。

 時間管理(タイムマネジメント)というわけではなく、資材や食べ物をその土地から得て、様々な施設(労働者の家や食堂、畑、漁師小屋などなど多数)を建設していき、人々を増やしていくことが神としてやることです。最初はこじんまりとした場所しかありませんが、クエストをこなしたり、アイテムを入手することで雲がかかっている場所が開放されていきます。

 神とはいっても造成はできないため最初は如何に隙間なく建物を置いていくかがポイントになります。場所による建物同士の影響はまったくありませんので無視して効率よく埋めていくほうがいいでしょう(建物は神の力によって好きな場所へ移動させることができるので土地が開放されたら整理するといいかもしれません)。

 最初はクエスト方式のチュートリアルがあるのでそれに従ってプレイしていけばいいでしょう。資産は最初から全てが入手できるわけではなく、それぞれに必要な建物(施設)が決まっています。それらもクエストや進行状況によって解放されていきます(上SSは終盤なので全てが開放されています)。

 開放される建物などは技術ポイントをためて、能力を開放する形になります。技術ポイントは施設により増加したり、クエストでもらえたりして随時溜まっていきます(建物により生産量が決まっています。また一部の建物は最高3段階までアップグレードすることが可能となっています。また資源の最大在庫数は倉庫により増加します。あふれた分は序盤は無駄になり、中盤は市場を作ることで販売できるようになり、後半は自動的に売却できる施設が登場します)。

 神の力(マナ)は建物を労働者を使わずに建てたり(規模や建設中であれば進行度により変化)、建物を移動させたり、破壊させたりということがメインです。もちろん神の力もポイントとなっていますので無制限に使えるわけではありません(上図右下の320が最大値、262が現在値)。これらも最初は少なくある施設などを作ることで上限が上がっていきます。また4秒で1ポイント回復したり、クエストで回復したりすることがあります。また職人に対して神の力を使用すると行動する速度が速くなります(建物を建てている職人に使うと明らかに早くなったことが実感できます)。

 ストアページには最大12時間程度遊べるとありますが、クリアするだけなら5時間程度で終了します。その後、ゲーム内実績(Steamとは直接関係がない)をクリアしようと思えばそのぐらいは必要かもしれません(クリアした時点で大半はクリアできています)。

 時間管理と違って忙しくないため比較的まったりプレイできるのがよかったですね。時間管理は忙しいため連続してできませんが、これはそういう部分がなかったのでほぼ一気に最後までプレイできた感じです。個人的には面白いお勧めのゲームだと思います。

 最後に私はゴニョゴニョして日本語化していますが英語しかありませんので注意してください。