Hidden Object Bundle 4 in 1 その1

 4つが1つのパッケージとなっている「Hidden Object Bundle 4 in 1」から「House of 1,000 Doors: The Palm of Zoroaster(ハウス・オブ・サウザンド・ドア:ゾロアスターの呪い)」です。コレクターズエディションではない通常版となりますので本編のみとなります。

 このHouse of 1,000 Doorsはシリーズもので、

  1. Family Secrets(霊がさまよう屋敷)
    単品でコレクターズエディションが有。
  2. The Palm of Zoroaster(ゾロアスターの呪い)
    Hidden Object Bundle 4 in 1に含まれます。単品でコレクターズエディションも有。
  3. Serpent Flame
    House of Snark 6-in-1 Bundleに含まれます。
  4. Evil inside
    Steamでは未販売

となっています。とは言え各シリーズで独立した話になっているようなので別にどれをプレイしても問題はないと思います。

 ゲーム名に「Door(扉)」という言葉がありますが、一般的な部屋と部屋、外部と内部をつなぐ扉ではなく他の世界に行くことの扉という意味で使われています。その扉がある家が舞台となります。詳しくはコレクターズエディションの説明を読んでみてください(日本語対応なので日本語で説明されています)。

 舞台は扉のある家そのものとその家から行くことのできる世界4つの5つとなります。4つの世界(以下、別世界)は1つずつを順番に周ることになります。その世界の問題を解決することで次の世界に進むことができるようになります。基本的に扉のある家そのものと別世界のうち1つを行き来できる状態になっています(別世界の鍵を見つける前と全て攻略した後を除く)。別世界に行った後でも現実世界に戻ってきてアイテムを得たりする必要があります。

 アイテム探しは2段階方式(箱の中にあったり、アイテムを動かしたり、別アイテムを使って必要とするアイテムをつくったり)が導入されています。2段階方式のアイテムは色が付けられていますので分かりやすくなっています。ただ探すアイテムが一度全部表示されないため少し面倒な感じがします(1つ見つけたら残りが追加表示される形。表示されていないものはクリックしても反応しません)。

 このゲーム自体が結構古いものなので、本当にアイテム探しとパズルのみで構成されています。そのため、若干難しいかなと思う部分もあります。ただ地図上にアクションの起こせる場所が表示されますし、地図を使って移動(Skyrimで言えばファストトラベル)も可能なので迷うことはないでしょう。

 そうそう難易度というものは存在しません。しかも実績もないのでヒントを使いたい放題です。私はなるたけヒントなしでクリアしたいと思っているので本当に詰まった時以外は使いませんが、とりあえずクリアしたい(崩したい)と思う方はどんどん使って言ってもいいと思います。

 少々アイテム探しが多い(しかも同じ場所の使いまわしもあり)のが面倒かなとは思いますが、本編とは関係のないアイテム探しがない点は昔のHidden Objectのほうが良かったかもしれませんね。パズルもそこまで難しいものはないような気がします。

 オブジェクトをクリックして表示されるメッセージをきちんと読んで行けば必要なアイテムが分かると思います。後はそのアイテムを探すだけですが、そこにこだわりすぎないようにすることも大切です(後からの作業になるかもしれませんから)。そういう意味で地図のアクションポイントをくまなく探していくほうがいいでしょう。

 Steamでも安い時には300円を切るぐらいの金額になることもありますのでコストパフォーマンスは高いと思います。Hidden Objectゲームを試しにプレイしてみたいと思う方には選択肢の1つになるかもしれません。