お金が足りない

 そんなにお金を使っているつもりはないのだが、どうもお金が足りない。大きな依頼というものがあるわけじゃない中で呪文や消耗品を購入するためにはどうしてもお金が必要になってくる。大した額にしかならないが、やはり首長からの手配書の依頼をこなしていかねばならないようだ。こうしていつものようにバナード・メアに足を向けた。フルダから受け取った手配書を見ると「静かなる月の野営地」にいる山賊を始末が記載されていた。

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 静かなる月の野営地はホワイトランの北西に位置する。平地が広がっていることもあり、ほぼ直線で進むことができそうだ。逆にいえば、見つからずに近づくというのが難しいとも言える。道中、ジャイアントやマンモスがいるブリークウィンド水源を見つけた。イソルダから頼まれたマンモスの牙を取得するいい機会なのかもしれないが、あまりの大きさ、それにジャイアント2体とマンモス1体の攻撃をさばき切れる気がしない。ここは諦めることにした。

 野営地は開けた一画にあり、かなり遠くだというのに山賊に見つかってしまった。魔法で応戦しながら近付く、魔法を使う山賊に苦戦するも葉隠との連携でなんとか撃退した。
 野営地には大きな階段があり、それを上っていくと円形の構造物があった。円に沿って進むとその中心部には鍛冶場があり、中には3人の山賊が作業を行っていた。侵入者に気付いた山賊は捨て台詞を吐いて攻撃をしてきた。魔法を使う山賊は葉隠に任せ、私はそれ以外のものを相手にする。雷、炎の魔法を使いなんとか撃破。

 鍛冶場には宝箱があり、高価な首飾りや付呪の去れた武器、防具がみつかった。しっかりと頂き、他の場所も調べてみると台の上に「月夜の製造術に関するメモ」や「軽装鎧の鍛造(鍛冶+1)」の本を見つけた(月夜の武器もあり)。
 階段を下り、扉を開けて中に入ると寝所があり、その奥に山賊が潜んでいた。葉隠の猛攻と私の魔法により時間もかからず始末することができ、依頼は終了した。

 ホワイトランに戻ると報酬を受け取り、山賊が隠し持っていたいくつかの装飾品や装備を売却し多少のお金を得た。しかし、まだまだお金が足りない。最終手段は薪割りの仕事になるが、今出来ることをしつつお金を稼ごうと思う。