エルダーグリーム聖域へ

 ホワイトランへ戻ってきたときにはかなりの深夜になっていた。ダニカはキナレス聖堂にいるはずだが、まだ起きているだろうか。多少の不安もあったが一直線に聖堂へ向かう。だめならまた明日出直せばいい。

 聖堂に鍵はかかっていなかった。早速中に入ると、内戦によるものなのか聖堂内には兵士が横たわっていた。そしてその傍らにダニカはいた。ダニカの手が空いたころを見計らってネルトベインを取ってきたことを伝える。ダニカは非常に驚いていた。どうやらハグレイヴンに勝てるとは思っていなかったようだ。そんな風に思われないように実力をもっとつけなければ。

 ダニカはネルトベインを不浄のものと思っているらしく触りたくはないらしく、エルダーグリームの聖域の森に行き樹液を取って来て欲しいという。樹液を取るぐらいであればハグレイヴンよりも楽だろうし快諾し翌日早速向かうことにした。

 今まで行ったことのない未開の地ということで、道中はドキドキもしたが、道沿いに進むことで多少危険を回避できたと思われる。聖堂がある場所は温泉が湧き出しているところらしく溜まった水から湯気がでている。暖かいこともあり他の地方では見かけない植物などもあり、錬金術の材料になるかもしれないと思い幾らか採っておいた(リュウノシタ、クリープ・クラスターなどあり)。
 しばらく進むとようやくエルダーグリーム聖域を見つけることが出来た(入口にはリュウノシタやトンボが飛んでいます)。

 聖域内は細い道が続いたが、しばらく歩くと大きな広間に出た。そこは植物が生え、川が流れ、滝もあり、この世とは思えないような美しい場所だった。さらに進むと男性がいて、話しかけてきた。彼はこの美しい聖域を楽しむためにやってきたそうで、この風景が素晴らしいと思わないかと言っている。確かにこの景色はすばらしい。

 さらに進むと上に上がる道になり、その先は根っこのようなものが道をふさいでいた。持っていた短剣で斬りつけてみたが傷すらつかなかったので、これは聖樹の一部なのかもと思いネルトベインで斬りつけてみた。すると生きているかのように根は動き、道の先に進むことができるようになった。

 頂上に目的とする聖樹エルダーグリームがあった。早速、樹液を採取する。採集が終わり、帰ろうとしたとき、背後よりスプリガンに攻撃をされた。葉隠が速攻でスプリガンに向かって行き、私は炎魔法で援護をする。相手は木の精霊だけに炎魔法はよく効く。
 下へ下りていくとさらにスプリガンの攻撃を受けたが、炎魔法使いの私の敵ではない。広間に戻るとそこにいた人たちがスプリガンによって倒されていた。どうやら樹液を取ったことでエルダーグリームの怒りにふれたようだ。まさかこんなことになるとは思っていなかったので犠牲になった人には悪いと思いつつ聖域を後にした。
 樹液を持って帰るとダニカは喜んでくれ、終了後はダニカから回復魔法の訓練が受けれるようになります。
2nd_blacktragedy

キナレス聖堂にいるモーリス・ジョンドレレと一緒に行くとエルダーグリームを傷つけることに反対され苗を持ち帰るか、樹液を持ち帰るかの選択が可能だそうです。前者の場合は恐らくスプリガンは出ないと思われます。後者の場合はモーリスも襲ってきます。
アスタ(女性)の居た近くに岩があり、その横に「タララ王女の謎 第2巻(回復+1)」があります。また外に出て東の丘に木箱があり、そこに「ブラックでの悲劇(付呪+1)」といくつかの魂石あり。近くにドラゴンが飛んでいる場合もあるため要注意。