Deep Despair
Deep Despairはゾンビ有のサバイバルゲーム(クラフト&ビルドあり)です。フィールドタイプには珍しく地下が存在します(全部で地上を含め4層)。恐らくですが、2層(2層からが地下)は全てが繋がっていると思われます(地下への入口はたくさんありますが、その全てが他の入口とつながっているという意味)。3層、4層(溶岩層。溶岩に入ると即死だと思われるため、繋がってはいても渡れない可能性大)も恐らくそうだと思いますがまだ未確認です。
地上では草木、水、砂、土、動物(牛と羊)が存在し、日中はクモ、夜はゾンビやスケルトンが襲ってきます(夜は真っ暗になるため松明は必須)。2層以下の地下にはゾンビなどの敵と鉱物資源が主になっており、下に行けば行くほど価値のある資源を得ることが可能になっています。ただ、木のつるはしでは一定の資源までしか掘ることが出来ないため、順を追って装備を良くしていき地下を探索する必要があります。
ゲームを開始するとキャラとワールドを作成することができます(どちらも名称を入力するだけですが)。生成されると地上のどこかにスポーンします。ここからは時間との勝負です! というのも最初に書きましたが夜になるとゾンビなどが襲ってきます。最初に持っているものはWooden Axe(木の斧)とGlove(手袋。これは設置したブロックや収納箱を外すことができます)のみとなり、とてもそれで敵に勝つことはできません(というか、松明もなく真っ暗なので敵を見ることができずただ死に行くだけです)。
また空腹システムが実装されているため食事をとる必要があります(画面上部の右のほうに表示されているバー。左はヘルス)。そして、空腹になると歩く速度や採集速度が落ちるようになっています。
個人的に一番いいのは水場が近くにあるところです。これは後々「農耕」を行うためです。黄色い土地(砂)が見えれば近くに水がありますので、その近くに拠点を作るといいと思います。ただし、夜までの時間は限られていますので、もし見つからなければ最初からやり直すことをお勧めします(キャラを削除し入り直す。ワールドを削除して入ってもキャラが過ごした時間は経過しているはずなので)。
まずは自分の身を護るための場所を作る必要があります。上のSSで言うところの塀のようなものであるWood block(木のブロック)が必要になります。クラフトは「C」で出来ますが、木のブロックはWorkbench(ワークベンチ)が必要となります。ワークベンチ自体はWood(木材)が必要となりますが、木を切って入手できるのはTimber(樹木)となります。
このゲームはとにかく説明がないため、最初はこの木材をどうやって作るんだ?というところで夜が来てゾンビにやられて死んでしまい、そのままゲームを止めてしまった人もいるのではないかと思われます。いろいろ調べてみるとSteamにユーザーが書いたガイドがあり、それでようやく木材の作り方がわかったという人も多いと思います。
で、木材の作り方は木を切って入手した樹木をインベントリに入れアクティブ(選択した状態)にします。そして地面の上でクリックすると樹木が地面に配置されますので、それを斧を使って切ります。これで初めて「材木」を入手することができます(フローリングの上には配置できないので後々注意しましょう)。
ワークベンチを作るのに木材が4本必要となり、木のブロックを1つ作るのに木材が2本必要となります。とりあえず、初日の夜をやり過ごすことができればいいので、最小で3×3(つまりブロックが7個+扉1つ)でも構わないと思います。結果として4本+ブロック用2本×7+扉用6本=24本の木材が必要になります。樹木からは2~3本の木材が入手できますが、2本ずつしか取れないことも考慮し、また武器を作ることも考慮し最低でも10本の樹木を入手します(木は3~4本の樹木を入手できますので5~6本切り倒せばOK)。
- 木を5~6本切り倒す(樹木15~18本)
- 樹木を地面に設置し斧で切り、材木を入手(30~36本)
- ワークベンチを作成し、設置(木材-4本)
- 木のブロック×7個(木材-14本)、扉(木材-6本)
上記が出来たら夜を過ごすだけの避難所を作ります。地面があらわになっている場所では木のブロックがフロアになってしまいますので、緑色の場所に木のブロックを配置します。それに扉を取り付けます(基本的に全てインベントリに入れて、選択した状態にしてからクリックします)。
余った木材は一部をStick(枝木)にします。枝木はブッシュ(低木)からも入手できますが、低木自体がそこまで多くないため、木材から生成するほうが早いです。枝木はWooden Sword(木の剣)や木の斧を作るために必要となります。またBonfire(たき火)や松明を作るためにも利用します。
まずは予備の木の斧、木のつるはし(石を得るため)、そしてフィールドの動物を倒すための木の剣を作ります。木の剣が出来たら動物を狩りに行きます。その際にフィールドへ紫色の(または赤の)茄子のような実が見えたら、それはベリーです。満腹になるためにはたくさん食べる必要がありますが目に入ったら必ず採っておきましょう(木の剣で攻撃すればOK)。
牛と羊はそれぞれ肉(Raw BeafとRaw Mutton)をドロップします。また牛はLeather(革)、羊はWool(羊毛)を稀にドロップします。革は牛からしか獲ることができませんが、羊毛はSting(糸)から作ることもでき、糸はクモを倒すか2層以下にあるクモの巣を壊すことで入手できます(ただし最初はクモを倒すことはまず無理です)。
草木は剣で薙ぎ払うことで取り除くことができ、たまにWheat Seed(麦の種)を入手することができます。これは後々食料となりますのでしっかりと取っておきましょう。動物を探す間に石があれば2つほど得ておきましょう。
牛と羊は攻撃を加えると当然逃走します。ここで追いかけて行ってしまってはいけません。一度攻撃したらその場で待つ。すると落ち着くので拠点に近づくように反対に回り込んでから再度攻撃。これを繰り返すことで拠点から離れすぎないようにすることができます。残っている時間にもよりますが、2匹ぐらい倒せればOKです。
たき火は枝木が7本必要となります。木材から常に4本作ることができますので2本ほど枝木にしてたき火を作成します。次に石2つでFlint(フリント)を作ります。たき火を作ったらフリントで火をつけます。そして、そこへ生肉を置くと調理することができます(肉をインベントリに入れアクティブにしたき火をクリックする。肉は燃え尽きることはありません)。
ここまでのことを18時までに済ませてしまいます(時間は E を押してインベントリを開くと見ることができます)。夜は18時ぐらいから翌朝6時ぐらいまでです。だんだん暗くなり、真っ暗になります。たき火は時間で鎮火します(一部が残りますので、そこに枝木を追加しフリントで火をつければ再度使用できます。料理をする前に火をつけるといいでしょう)。Stone Bonfire(石のたき火)も同様です(多分燃える時間が長い)。
夜はベッドが出来上がれば飛ばすことができるようになりますが、それまでひたすら時間が経つのを待つしかありません。
2日目。次にCoal(木炭)を作るためにFurnace(炉)を作ります(炉を作るとたき火とフリントが不要になります)。これには石が7つ必要になります。このゲームはフィールドに存在する石が結構少なく取れる量も少ないです(1個がほとんど)。当然、空腹は襲ってきますので、動物を狩ることも必要になります。動物を狩るついでに石を探すほうがいいでしょう。時間を考慮しながら夜を迎えそうであれば拠点に戻りましょう。
炉が出来たら、炉の下の部分をクリックし炉を開きます。下に燃料、中央に材料を配置します。燃料は樹木、材料にも樹木を置きます。すると自動的に木炭が出来上がります(少し時間がかかります)。また中央に生肉を配置すれば調理することができます。
木炭が出来上がったら枝木と木炭でTorch(松明)を作成します。これは燃え尽きることのない明かりとなります。地下(2層より下)は暗闇ですので必ず松明が必要です。しかも1本2本ではなく数十本単位で必要になります。
地下に潜る前に拠点を広げていきましょう。最初はそこまで大きくなくていいと思いますが、ワークベンチ、炉、ベッド、収納が置けるぐらいのスペースは欲しいので10×10ぐらいにできればいいでしょう。フロアは最初は必要ありません(ベッドに寝るためには羊毛が必要です。寝ることができたら、そこがリスポーンの場所になります)。フロアを張るには地面を草木の生えていないようにします。それにはShovelが必要になります。数回掘ると地面が出てきて、さらに掘ると穴(繋がられば溝)ができます。その際、Dirt(泥)を得ることができます。穴(溝)は泥を戻すことで埋めることができます。また、稀にジャガイモが出ることもあります。これは栽培できますし、炉で焼けばBaked potato(ベイクド・ポテト)にすることもできます。最初は種イモとして使用し、どんどん増やしていきましょう。
3日目。作物の栽培を始めます。栽培できるのは麦とジャガイモとなりますが、水がなければ育つことはありません。最初に水域の近くと言ったのはこのためです。地面をHoe(鍬)で耕します(テクスチャが変わるまでクリックします)。水域が近ければそこからシャベルで溝を掘っていきます(敵に気を付けて)。少しすると水が流れ込んできますので田畑の周囲を囲むようにするといいでしょう(これで水やりをわざわざする必要がありません)。また植物の成長には光が必要だそうです(地上では問題ありませんが、地下では松明の明かりで代用)。
植物の成長はかなり速いので小麦を植え、パンにしてもいいですし、ジャガイモをメインにしてベイクド・ポテトにしてもいいでしょう。ベリーは緑の土地に直接植えることが可能です。種を得るにはクラフトから。気を切るとドングリをドロップし、これも緑の土地に植えることで木を増やすことが可能です。
食生活が安定したら、石の武器や道具を作成しましょう。次に牛を狩って革を入手し装備を作ります。そして大量の松明。これらが揃ったら地下に潜ります。
松明は装備スロットの一番下に配置しておきます(オフハンド)。こうすることで剣やつるはしを持っているときでも明るいので敵に襲われても安心できます。地下は先の通り恐らく全て繋がっています。場所により敵がすぐにいる場所、そうでない場所があります。敵が近くにいるようであればすぐに地上へ戻り、他の地下への入口を探してもいいかもしれません。
地下には木のブロックを使った部屋のようなものあり、それらはグローブで取ることができます。岩の壁のようなものはつるはしで崩せ、石が取得できます。そして岩と形の違うものは別の鉱物となります。前述していますが、素材がよくないと取得できない鉱物もありますのでCopper(銅)を見つけたら即座にアップグレードするぐらいの気持ちで挑みましょう。
ここまでくれば地上、地下の探検になってきます。どこが終点なのかは不明ですが、価格としては序盤さえクリアすれば楽しめる作品ですのでぜひ残り僅かなサマセで購入されることをお勧めします。
Tip
- 複数アイテムの作成
- レシピブックで全アイテム用の資材配置がわかります。それがわかったら、レシピを開かずに直接複数このアイテムをワークベンチに配置します(右図。サンプルは松明)。これで右に表示されている松明をクリックします。左の材料がなくなるまで連続で作成することができます。
- Bone Flour(骨粉)、Fertilizer(肥料)
- 骨粉はスケルトンを倒すと入手できる骨を砕いたもの。肥料は土地を掘った時などにたまに出現する材料。どちらも畑に撒くことで植物の成長を促進するようです。とはいえ、食料は中盤以降はパン、ジャガイモにしますが肥料はそこまで気にしなくても構いません。
- 道路(植物のない場所)
- 鍬で表面に生えている草だけを剥ぎ取ることが可能です(元となった資材により回数が変化するかもですが、石や銅の鍬で3回程度です)。道路にすることで早く歩けるようになります。
- 粘土
- 海岸沿いの砂を掘り、その下から茶色の土地が現れたらそれが粘土です。絶対に出てくるわけでもなく絶対数は少ない気がします。Watering Can(ジョウロ)を作るために必要ですが、水路を引くなら特に必要はありません。数が少ないと思われますのでRed Brick(赤レンガ)にする必要もなく、ましてやRed Brick Blockにする必要もないと思います。
- 装備(防具のみ)
- 実はこのゲームは防具スロットに同素材のものであれば複数置くことができます。どの道具も耐久度がありますが、防具は2つ合わせるととで1つの防具を使い切っても自動的に次の防具になるので安心できます。
- ガラス
- 砂を炉で加工することでガラスができます。実は使い道がまったくわかりません。一応壁にはなるものの縦方向に配置しても向きが変わらないので不自然さが半端ありません。
- Coal Dust(炭塵)とBreakstone(破石)
- Gunpowder(火薬)を作るのに必要な炭塵は木炭から、Concrete(コンクリート)を作るために必要な破石は石から作ります。ただし、これを作れるようになるのは地下をある程度見て回りExtracter(抽出器)を作ってからです。コンクリートに必要なGravel(砂利)は地下の少し色の違う土地から入手可能(シャベルが必要)。