Dungeon Rats

 ターン制RPG。悪党の支配下にある監獄の最下層、新しい囚人として出発し、生き残るために戦い、進むにつれてよりより武器や装備を獲得し、戦闘スキルを成長させる必要があります。あなたの戦いに協力者を求めるか、一匹狼として進み続け、行く手を阻む多くの愚かなやつ等を倒せ。

 こんな感じでスタートします。難易度は3種類。いずれも敵の命中率の違い。Nice Guyが50%のペナルティ、Tough Bastardが25%ペナルティ、Murderous Psychopthはキャラクターと同じ戦闘ルールにのっとったものとなります。つまりNice Guyが一番簡単ということになります。

 それに加えてSolo ModeとIronMan Modeがあり、これらは難易度に追加して設定できます。Solo Modeはその名前の通り1人での挑戦。ただし、ステータスポイントに2ポイントの追加ボーナスあり(ステータスのカリスマを犠牲にします)。IronMan Modeはセーブスロットが1つというもの。戦闘開始時にも自動で保存されるので自分の状態をきちんと管理しておかないとかなり厳しい戦いになるでしょう。

 キャラメイクは自身の姿も簡単ながら変更可能。肝はステータスとスキルの2種でステータスは力(ダメージボーナス)、敏捷(アクションポイント)、体格(HP)、認知(命中ボーナス)、知能(スキルポイントボーナス)、カリスマ(フォロワー数)と分かれています。それぞれ初期値は4となっており、16ポイントを割り振ることになります。

 そしてスキルは武器8種、防御系5種となっています。コストは割り振ることで上昇していきます(恐らく最大20)。武器は監獄の最初の会話で選択して入手するようになるのでここで一番高くしたものを覚えておきましょう。

 敵を倒すことでスキルポイントを得ることができるのでスキル自体は後から成長させることができます。ステータスは今のところ伸ばす手段が不明です。

 戦闘は特定の場所で発生するためスキルポイントを稼いでリベンジというやり方は一切できません。つまり如何に賢く立ち回りHPを減らさずに戦闘を終了するかがポイントとなります。戦闘は升目での戦闘になりますが、武器によっては斜めへの攻撃ができません。また、アクションポイントによって行動を行うようになります。移動2、攻撃は攻撃手段によって4~となっています。

 武器には毒を塗ったりすることもできますので戦闘に入る前にしっかりと準備をしておく必要があります。また、戦闘場所は決まってはいるもののそこに敵マークはありませんので注意が必要。戦闘が終わったらHPなどをしっかりと回復させておく必要がありますが、回復手段は限られているため使いすぎにも注意が必要です。

 最初のキャラメイクで見たと思いますが、クラフトと錬金術もあります。どちらもスキルポイントを振らないと作ることさえできませんし材料も必要です。また装備は壊れていき、修理も必要。また拾った装備は分解して素材にすることも可能です。

 クラフトは装備を見つけたらその装備の上で右クリックして「ADD SCHEMATIC」をすることで図式(レシピ)を得ることができますので分解する前に必ず得ておきましょう。

 フォロワーはカリスマによるため最初の割り振りで初期値のままだと1人しか入れることができません。敵の数はそこそこ多いので2人で勝ち進んでいけるかどうか考えて割り振りをしておきましょう(Solo Modeは常に1人なので関係ありません)。

 スタート開始したら取り敢えず、言い渡される内容をクリアしていきましょう。スキルポイントを稼ぐ目的もありますので、すべてをしっかりとクリアすることをお勧めします。また道中にさまざまな材料があり、それを取得することができます(TABを押すとマークがでるのでわかりやすい)。

 敵を倒せば身包みはがすことも可能です。最初にもらったものより強いものに変更していきましょう。ただし重さという概念もあるので気をつけましょう。

 すべての目的をクリアしたら上にいけるようになります。監獄の最下層なので基本的に同じような画面が続くのがちょっと残念。しかもだんだんと難易度があがっていくように思えます(敵の数が多かったり、攻撃がきつかったり)。試行錯誤すれば倒せない戦闘も倒せるようになりますので何度もやり直して先をめざしましょう。

 エンディングは4つあるそうですが、難易度を考えると周回をする気はおきないかも。もちろん、この難易度を楽しめる方であれば周回してすべてのエンディングを見て欲しいものです。

 最後に日本語化は無理です。