GemCraft

　９種類のジェムを組み合わせ、グレード（等級）を上げ、壁や増幅器を使って敵からコアを守る「GemCraft」。ジャンル的にはタワーディフェンスになります。

　５年も前のゲームだし、非常に評価の高いゲームで持っておられる方も多い方も多いかと思います。日本語の攻略wikiなどもありますのでプレイされている方も多いでしょう。

　上記はフィールドマップ。最初は１つしか開放されておらず、各ステージをクリアすることで次々に新しい場所が開放されていきます。またスキルやタリスマンなどは最初は持っておらず、これらはステージをクリアしていくことで入手していくことができます。

　この画面ではスキルのアップグレード、タリスマンの断片を嵌めたり、アップグレード、実績の確認、旅の記録（メインストーリーとなるもの）、統計、チュートリアル（ゲームのマニュアルのようなもの）を確認することができます。

　そして、WASDや矢印キーを使ってフィールドを移動し、各フィールドトークンをクリックして、そのマップをプレイすることが可能です。

　最初からできることは壁、タワーの建設、ジェム爆弾、結合となります。壁は敵が通る道を制限できます。ただし、コアに至る道を完全に封鎖することはできません。

　上記SSは右上、左上、左下のマップ外と中央上にあるモンスターの巣からコアを狙ってモンスターがやってきます。コアに至る道は２つあるため、そのうち１つを壁を使って封鎖し、モンスターが進む道を１本にしています。また道が広い場所などもあり、そういう場合は壁を使って迷路のようにすることも可能（もちろん壁の建設にはマナを消費するため最初から全てを行うことはできません）。

　タワーはジェムを配置するための場所で敵を攻撃する要となります。ジェムはマナ吸収、毒、アーマー裂傷、減速などなど全部で９種類があり、それぞれのマップで使えるものが決まっています。ジェムはグレード（等級）があり、グレードが高いほど能力も高くなります。また能力違いのジェムを結合することができます。これにより減速＋毒＋マナなど複数の能力を持たせることが可能になります。

　マップをクリアしていくと建設できるものとしてトラップ、増幅器が入手できます（一部のマップでは増幅器、トラップが設置されている場所もあり）。トラップも増幅器もその中にジェムを配置できます。トラップはダメージは落ちる物の特殊能力は強くなります。増幅器は隣接するタワーやコアの能力をその名の通り増幅します。

　ジェム爆弾はジェム自体を爆弾として敵や建造物（モンスターの巣なども含む）を破壊することができます。ただし、HPがありますのでそれ以上のダメージを与えなければ意味がありません。ジェム爆弾を落とすとその後に「ジェムワスプ」が２～３ほど発生します。一定時間で消えますが、それまでは近くにいる敵、建造物に「ジェムワスプの針」を飛ばし攻撃します（敵を完全に倒せるものではありません）。

　さらに攻撃呪文、ジェム強化呪文もあります。攻撃呪文は「Freeze（凍結）、Curse（呪い）、Wake of Eternity（永遠の目覚め）」、ジェム強化呪文は「Bolt（ボルト）、Beam（ビーム）、Barrage（弾幕）」があります。これらは無限に使えるわけでなくチャージ時間が必要となります。マップがスタートするとチャージが自動的に始まり100%になれば１回使用できます（最初は200％までチャージできるので最大２回使用可能）。

　これらすべてをうまく使い各マップを攻略していくことがこのゲームの醍醐味となっています。正直なところ私はタワーディフェンスゲームがあまり好きではありませんが、このゲームは別かなと思っています。決まった場所ではなく好きにタワーを配置でき、試行錯誤できるので、失敗してももう一度プレイしようという気持ちになります。

　ただ全編「英語」というのがプレイのハードルを上げているようには思えますね。一度、仕組みを覚えてしまえばストーリーは別にして英語でまったく問題ありませんが、基本的な操作はやはり日本語が欲しいと思います。

　Steamではセールで半額程度になりますので興味がわいた方はぜひ購入しましょう。また2020/08/27現在であればFanaticalでバンドル入りしていますのでこの機会に購入してみてはいかがでしょうか（終了日不明。３本セットなら350円で購入可能）。

　なお日本語化はできなくはありません。UnityではなくAdobe AIR製なのでそれなりに知識が必要となります（SSは個人用に日本語化したものを利用しています）。

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