Surviving the Aftermath

 Endzoneに似た世界滅亡後の未来を舞台にした街づくりゲーム。コロニーを築き、彷徨ってくるものを迎えるのか追い返すのか、そして近隣エリアを探索し、資源を見つけたり、他のコロニーと取引をしたりし、生き残っていき、文明を再興していくことが目的かな。

 新規ゲームではじめると「ノーマルゲーム、カスタムゲーム、シナリオ」とあります。ノーマルで始めれば簡単な方法で難易度を決めることができ、カスタムだと詳細に設定を変更できます。シナリオは言わずもがな。私はノーマルで難易度50%にしてプレイしていますが、これでも慣れるまで結構難しいと感じました(3回ほど最初からプレイしなおしています)。うまく行かない場合はカスタムにしてうまくいかない部分の難易度を調整してみるのもいいでしょう。

 ノーマルであれば一番上を全て選択すればOKですが、思想については若干テックツリーが変化します。1が生存と効率、2が大規模の生産活動、3が健康と安全。それぞれ特徴があるかと思いますので試してみるのもいいかもしれません。

 ゲームが始まると壊れたゲートの奥に大きな空き地のある場所に最初の入植者が立っている画面から始まります。中央のハンマーアイコンをクリックしキャンプ場を配置します。場所はどこでも構わないと思います。作成には少し時間がかかりますが、それが終わったら薄暗く表示されていた場所が明るくなります。その状態で近くにプラスチックや木材、食べ物(ベリー)、水場がないようであれば最初から最初からやり直すほうがいいかもしれません。

 キャンプ場を作るとテント2つ、備蓄所、食糧庫、集水器が各1つずつ無料で建てることができます。建設もすぐ終わります。これが終わったら中央にアイコンが表示されますので、それをクリックして信号弾を打ち上げます。少ししたらすぐにやってきます。備蓄所と食糧庫の範囲をしっかりと指定しておきましょう。最初に無料で建設できたテントだけではすむ場所が足りないので追加の住まいを追加しておきましょう。プラスチックも必要となってきますのでリサイクル施設も作っておきます。

 建設した建物をクリックし入植者のポートフォリオが表示されていれば、そこは入植者が必要だということです。そして運搬者がいないとものを運べません。画面左上のニコちゃんマークの右が運搬者、その横がコロニーの人数となっています。入植者は子どもが生まれることもありますが、外部からコロニーへの移住者がメインとなります。

 まずは木材、プラスチックをため込んでいきます。最初の施設の材料になりますし、いずれゲートを修復しなければなりません。時間がかかりますので食糧や水も必要になるので注意しましょう。チュートリアルをオンにしておくとスペシャリストの使い方が表示されます。ゲートを修理すればワールドに出れますが、それまでは上部中央に表示されるアイコンをクリックし、ベリーや木材などをクリックすると直接収集してくれます。ゲートを開放するまでは有用に使いましょう(一度指定すれば素材がなくなるまで往復してくれます)。

 少ししたら結構な頻度でイベントが発生します。内容は様々ですが選択肢により幸福度が増減します。よかれと思ってしたことが実は逆だったということもあります。これは移住者にも同じことが言えます。人が増えれば何もかも必要になってきます。現状を考えて移住者をいれるのかどうかを決める必要があります(スペシャリストの有無、老人と大人、子供の比率も重要。老人はいずれ労働力として役立たずになります。非情ですが、ゲームなので割り切っていきましょう)。また、移住者はゲートを作らないと恐らくやってこないと思います。

 収集の設定や住まいの確保が出来たら送外トイレをしっかりと作っておきましょう。不潔になると感染症になりますので注意しましょう。使用されていくと劣化しき、汚染されるのでチェックするのを忘れないでください。死者が出た場合、その場に放置されるので埋葬所も作っておくといいでしょう。この埋葬所の周囲が汚染されます。

 偵察台は薄暗い場所を明らかにしてくれるようになります。未開地には建物が建設できないためゆくゆくは偵察台を作って開地していきましょう。材料が集まったらゲートを必ず作りましょう。ワールドに出なければ、サイエンスポイントを得ることができずテックツリーを開放することができません。ここからいよいよスペシャリストが活躍します(スペシャリストはコロニー内で害虫駆除にも利用できます。鹿も殺せ、肉として利用することもできます)。

 スペシャリストをワールドマップに送るにはコロニーで上部に表示されているスペシャリストをセンタk水、右に情報ウィンドウを表示します。その中の一番下に「ワールドマップに送る」という項目があるので、それをクリックします。続いてワールドマップに移動(右下の地球のアイコンをクリック)します。ポートフォリオを選択すると行動させるモードに移行します。マップ上にあるアイコンのついた場所には素材やサイエンスポイントがあります。最初はサイエンスポイントを得るために、その場所にカーソル(上SSで1が丸のような形で囲まれているもの)をアイコンのある町に合わせて右クリックをするとOKです。なお、この数値は日数を示しています。

 上SSのように研究が75SP/12Hだと半日で75SPしか収集できませんので向かわせる場所によりスペシャリストを変更しましょう(そのため、最初にスペシャリストを選択する際は科学者を1人を入れておいた方がいいでしょう)。また、未開地を右クリックするとそこを偵察し、何があるかをはっきりさせることがえきます。もちろん、敵対するコミュニティーもありますが、取引ができるようにもなりますので何を扱っているかはチェックしておきましょう(畜産で必要な動物は取引でしか入手できません)。

 そうこうしているうちに移住者がやってくるでしょう。収集家のスペシャリスト、大人と子供と所持している物資を確認することができます。上SSの場合、老人が居らず、即戦力である大人が8人、物資もそこそこもっているので承諾してもいいかもしれません。判断はこのように老人の有無、持っている物資などを参考にしましょう。もちろん、スペシャリストも。

 そのうち、最初に派遣したスペシャリストがサイエンスポイントが送り込まれてくるでしょう。テックツリーは食糧、資源、インフラ、社会、安全と分かれています。前述のとおり、思想で多少内容が変化しますがどのテックツリーも最低100SPが必要です。テックは好きなようにとって構わないと思いますが、金属やコンクリート収集系は速めに取りたいところ(とはいえ、それなりのSPが必要ですし、食糧が不安な場合、農耕を先に覚える方が無難ともいえます。種はじゃがいも、麻、コーンを最初から所持)。農業ができるようになると肥沃な土地が重要になってきます。不毛でも畑は作れますが効率が激減するので意味がありません。また先に取ったはいいけど、施設を作るための材料を取るためのテックがないということにならないように注意をしておきましょう(給水塔は金属が必要のように)。

 ノーマルでプレイしているとパンデミック、フォールアウト、寒波、熱波、隕石などそこそこの頻度でやってきます。パンデミックは治療できる死者がどんどん増えていくことでしょう。辛いと思ったらカスタムである程度減らす方が安心してプレイできるかと思います。

 ワールドマップの未開地を開地していくと歯車アイコンが付いた場所が登場します。これはこの場所から恐らく無限にアイテムやSPが得られる場所になっています。上記の場合だとフラスコマークなのでサイエンスポイントが16/12H(12時間で16SPを供給し続けてくれる)となっています。ただし、ここにはスペシャリストを直接送り込むことができず、拠点本部という施設を開放する必要があります(安全テック内の「最前線の拠点」をアンロック)。

 これが開放できたらスペシャリストを開拓者へすることができます(開拓者になったスペシャリストは戻ってきません)。スペシャリストは移住者以外からも直接雇用することができます。連続して雇用はできずクールタイムがあるので注意してください。

 開拓者はワールドマップの歯車アイコンのある地域に拠点を作ることができます。その拠点があることで歯車アイコンに設定されているものを収集してくれるようになるわけですが、拠点にも種類があります。

  • 研究拠点:サイエンスポイントを収集
  • 輸送拠点:ワールドで収集した資材をこの場所へ運ぶと後は自動的に拠点に運んでくれる。
  • 生存者拠点:生存者を地域から見つけ出し拠点に送る(0.2/12H)。
  • 医療拠点:傷ついたスペシャリストを癒す。
  • 資源拠点:資源を収集

 こんな感じです。ただし、他のコミュニティーがある場所には作れません(もしかしたら評判がある一定値以上になれば可能になるかもしれません)。

 簡単に序盤の流れを紹介しました。残念なことにPC版は日本語に対応していないのが残念です(SEGAの陰謀によりコンシューマ版にだけ日本語化されています)。難しくはありますがやりがいはありますのでパソコンをお持ちならPC版をお勧めします(今ならHumble Choiceでこのゲームを含む8本のゲームが12ドルで購入できます)。