サールザルへ向かう

 大学の授業へ参加するためサールザルへ向かった。ウィンターホールドから南西に下った場所にある遺跡だが、雪深く進むのが非常に困難だった。しばらく進むとユキグマと戦っている人影が見えた。苦戦しているようで急いで駆け付けるとユキグマもかなり傷ついており、葉隠と私の魔法のコンボで難なく倒すことができた。
 人影へ近づいていくと同胞団のトーバーという男性だった。恐らく彼も依頼を受けてユキグマ退治に来たのだろう。

 さらに進むとようやくサールザルが見つかった。断崖の上の方に到着してしまったのでぐるりと回り道をし、発掘のために設置された階段から下へ向かう。遺跡の入り口の前にはトルフディルや他の生徒がすでに到着しており、私が最後となった。早速、トルフディルに続き中に入ることになった。中では側を離れず気をつけてほしいとのことだった。
 道中、トルフディルはこの遺跡の上に出現した今まで見たことのない魔法の封印が重要で、また何が見つかるか分からないのも予想がつかないからここが気に入っているという話をしてくれた。
 そして、私には中でアーニエル・ゲインという魔術師が発掘を行っているのでその手伝いをしてほしいという。他の生徒にも色々と指示をして遺跡の奥へ進んでいった。
 私は早速アーニエルを探し、手を貸すように頼まれ来たことを伝えた。アーニエルは北にある部屋を見てきて魔法の秘宝を集めてほしいという。

魔法の秘宝4つを探すクエストが発生します。扉にある秘宝(太古のアミュレット)を最後に撮取ったほうがいいかも?

 地面に落ちていた魔法の指輪を集め、最後に扉にあったアミュレットを取ると背後で大きな音がした。振りかえってみると通路に格子されていた。どうやら閉じ込められたようだ。物音をきいたトルフディルが何の騒ぎだとやってきた。
 罠にかかったと言うと、どうしたらこんなことになる?と呆れられた。事情を話すと壁から取ったアミュレットが大事なものなのかもしれないといい、何かに使えそうか聞いてきた。見ただけではよく分からなかったので身につけてみることにした。すると背後で何かしら魔力を感じ、振りかえるとアミュレットの置いてあった扉から魔力のようなものが溢れているのが見えた。
 どうやら装備することでアミュレット本来の力が発動し、その魔力のようなものがトルフディルにも見えたようだ。トルフディルが呪文にどんな影響があるのかというので扉に向かって呪文を唱えると扉は破壊され、先ほどの格子も解除された。

呪文は攻撃系なら何でもOK? 火炎、アイススパイクのどちらでも破壊はできました。

 扉の奥へトルフディルが入っていき、私も後ろをついていく。少し歩くと小さな部屋へ辿りつく。そこに入ると急に世界が静止したような感覚に襲われ、目前に魔術師のような幻?幽霊?、とにかく男性が現れた。彼はネリエンといい静止を求めてきた。
 「避けられない一連の出来事をお前が引き起こしたのだ。審判はまだ下されていない。知る由もなかっただろうがな。これからのお前の行動、そして来るべき危険にどう対処するかに対して審判が下されるだろう。こうして警告するのは、サイジック会がお前を信じているからだ。お前なら、魔術師であるお前なら最悪の事態を防ぐことが出来るかもしれない。十分に注意してくれ、会が監視している。」
 預言めいたことを言ったネリエンは私の前から姿を消した。トルフディルは今の姿が見えていなかったようで、一連の話を伝えた。トルフディルはサイジック達とこの遺跡は関係ないし、長らくサイジック会のことを見聞きしたものは誰もいないという。私もよく分からないし、とにかく調査を進めてみるしかない。

サイジック会とは、帝国の時代の前に活躍していた強力な魔術師たち。秘密主義の一団。100年以上もの間、誰も彼らを見つけられず、アルテウム島にある彼らの聖域とともに忽然と姿を消した存在。

 入ってきた部屋の正面の棺に近づくと三方の棺の蓋が突然開き、中からドラウグルが現れた。私とトルフディルの炎魔法であっという間に地面に倒れ込んだ。正面の棺には底にあたる部分がなく、奥に通ずる道があった。
 早速奥へ行くと鉄格子があったがその右手にレバーがあり、それを引くとあっけなく開いた。奥には円形の広間になっており、中心にはアーチ状の橋のようなものが掛っていた。そして周りには棺が沢山あった。
 少し進むと急に棺の蓋が開き中から多数のドラウグルが襲いかかってくる。3人がそれぞれドラウグルに立ち向かいそれほど苦労せずに倒すことができた。
 トラフディルはこの場所に興味を示し、少しの間調べてみようという。私には夢で見たものが見つかるかも知れないので先へ進むべきだと進言してくれた。先に進む道へは格子が二重にされていたが、左右にある鎖を引くことで先に進めるようになった。
 奥は墓地になっており奥には棺が沢山並んでいた。やはりというか先へ進め進むほどドラウグルの攻撃が激しくなっていく。最新の注意を払いながら先に進むと大きな空の棺があり、大きな鉄の扉が見えた。扉を開けて先に進むとさらに墓地が続く。その先には扉の前にレバーがある部屋に到着した。レバーを引くとトラップが発動してしまった。どうやらその途中にあったギミックを操作する必要があるようだ。
 ギミックの謎を解き、レバーを引き、先に進むとまた扉があった。それを開け、中に入ると大きな空間の部屋に出た。左右に上に登る道があった。その上にはドラウグル・スカージがいた! 今までのドラウグルとは強さが違った。シャウトも使い、大きな斧を振り回し、こちらをピンチに陥れる。二連の唱えで魔法を強化し、喰い下がるも途中で魔力が尽きる。ダガーに持ち替え無我夢中で攻撃をし、葉隠の援護もあり何とか撃破することができた。

絵合わせギミックはその背後の上にある絵柄と一緒にすればOKです。ドラウグル・スカージは下の階から弓矢で誘導し、遠距離から少しずつダメージを与えれば何とか勝つことは出来ます。レベルが低く軽装備だとかなりきついかもしれません。

 魔法トラップの仕掛けられた通路を抜け、更に奥へと進む。最奥部にはまたしてもギミックがあった。先ほどとは同じ轍は踏むまいとギミックを操作しレバーを引く。

絵合わせは先ほどの同じくそのギミックの後ろにある絵柄と一緒にすればOKです。ただし他のギミックも一緒に回ってしまうので多少面倒です。その先に「モロウウィンドの小史」の本あり。

2nd_saarthal
 最後の扉を開けると階下に大きな球体のオブジェクトがあった。その周りには魔法が張り巡らされているようだった。そして、それを守るかのように一体のドラウグル「ジリク・ゴールドールソン」がいた。トルフディルが先行して攻撃を仕掛けるも一切の攻撃が効いていないようだった。
 トルフディルが機転を利かし球体オブジェクトから魔力を奪い始めた。するとジリクに攻撃が効き始めた(炎に対して抵抗あり)。葉隠の猛攻もあり、なんとか倒すことが出来たが、トルフディルの機転がなかったら今頃横たわっていたのは私たちだったであろう。
 ジリクを倒すと魔法の障壁は消え、大きな球体を直接見ることができた。トルフディルも初めて見るものに実に興味津津のようだ。とは言え、自分の手には余ると判断したのかアークメイジに一刻も早く知らせなければと言い私にその役割を命じた。

ジリクから「ゴールドール・アミュレットの一部」「封印の書(読むと「失われた伝説」関係のクエストが発生)」が得られます。また机の上に「ジリク・ゴールドールソンの杖」もあります。外へは球体の後ろにある扉から進むとショートカットできます。その奥には宝箱があり、その奥がシャウトの壁となっています。

 早速、大学へ戻った私はアークメイジの部屋へ向かった。サボス・アレンにサールザルで見つけたオーブのようなオブジェクトの件について話をした。そして彼は私にアルケイナエウムのウラッグと話をしてほしいという(この時点でアンダー・サールザル終了。続けて「猛勉強」が自動的にスタート)。

 ウラッグにサールザルについて話をしたが、助けになるようなものは何もないという。ただ、以前オーソーンという魔術師が大学の書物を沢山持ち逃げしたらしい。もしかしたらその中に関係する書物があるかもしれないが、大学としては盗難に対しては特に問題視していないので、もし必要ならフェルグロウ砦にいるオーソーンと直接話をしてほしいということだった。
 部屋を出ようとするとアンカノがやってきた。サールザルで何かが起きたのだろうと聞いてきた。私は不安を感じ、ごまかすような言い方でお茶を濁した。しかし、アンカノは何もかも見抜いているようでトルフディルが帰ってきたら一部始終を聞かせて貰うという(だったら私に探りを入れてこなくてもいいのに)。

 こうしてサールザルの遺跡の勉強会は終わった。大きな発見もあったが私には大きすぎて把握できなかった。いずれオーソーンが持ち出した書物を取り返しに行かねばならないだろうが、今はとりあえず休むことにしよう。