猛勉強

 私はオーソーンが持ち出したという本を求めてフェルグロウ砦までやってきた。私と同じ魔術師たちがねぐらとしている砦だけに注意が必要だろう。
 小高い位置にある砦からはこちらの行動が丸見えだったこともあり、いきなり先制攻撃を受けた。葉隠が速攻で立ち向かってくれ、私も援護をする形で氷と炎の各見習い魔術師をなんとか撃破することができた。

 砦に入るべく正面扉へ向かったが施錠されており、どうしても中に入ることが出来なかった。辺りを見回ってみると地下から侵入できそうな場所を見つけた。中は非常用の脱出口なのかかなり汚れており、ネズミ用の罠が仕掛けてあった。
 少し進むと上階へあがる階段を見つけた。その先には見張りなのだろうか1人ほど魔術師がいたが軽く始末し気をつけながら先へ急ぐことにした。

魔術師の巣窟ということもあり、錬金アイテムや本が多数、また魂石も少しあります。とり逃しの内容に注意しましょう。また物理トラップと魔法トラップが結構あります。魔法トラップは離れて魔法をぶつければダメージは受けませんが大きな爆発音がしますので敵に気付かれる可能性もあります。

 その先には魔法の罠が仕掛けてある場所があり、その先に檻のようなものが見えた。魔法の罠を避け、先に進むと檻があり、その中には人が捕まっていた。近付いて話をしてみると以前ドーンガードという連中が言っていた吸血鬼だということが分かった。敵か味方が分からない状況の中で彼らを解放するのは不利になるかもしれないと思い無視して先に進むことにした。

吸血鬼を解放すれば一応魔術師を倒してはくれます。ただ勝手に先に進むので混戦になる可能性もあるため無視するのもいいかと思います。

 扉を開けると血のにおいが充満した部屋だった。どうやら拷問部屋のようだ吸血鬼やノルド、カジートの死体もあり、一体魔術師が何をしていたのか・・・想像すらしたくなかった。早々にそこを出て奥へ進むと少し広い部屋に到着した。
 見張りが一人おり、背後から攻撃を仕掛けたものの仕留められず、魔術師はオオカミを放ってきた。素早い攻撃をしてきたオオカミだったが炎に弱い動物など相手ではなかった。

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 魔術師を倒すと檻の中にいた男が助けを求めてきた。彼がどうやらオーソーンのようであった。彼はアークメイジが助けるためにやってきたのかと問うたが、本を取り返しにきただけだと伝えると口ごもり、そして開き治った。もう二度とバカなことはしないし、ここから出してくれたら見つけるのに手を貸してやるという。
 それが人にものを頼む態度なのかと思いつつも、まずは本の行方を先に確認する。オーソーンは彼女「召喚者」が持っており、そいつに閉じ込められたと聞いていないことまで言ってくる。私は彼の態度があまりにも酷いのでとりあえず置いていくことにした。

オーソーンを助けるのはオプションクエ扱いです。また檻は中央辺りにあるレバーで開閉します。助け出した場合ついてくるかどうかの選択肢もあります。

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 階段の上にあった扉は開かず、檻の横にあった扉から奥へ向かうことにした。その奥では見習い魔術師たちが魔法の練習に励んでいた。3人ほどいるが、炎、氷、雷撃とで攻撃を受け、かなり苦戦を強いれられる。魔法だけでは分が悪いと判断した私は片手をダガーに持ち替え応戦する。この判断が功を奏し3人の魔術師を倒すことができた。
 この部屋の中央の机の上に興味深い本「赤鷲の伝説」というものがあった。魔術師の私にはあまり必要のない武器だが炎の剣「赤鷲」は見てみたいと思う。今は召喚者に本を返してもらわねばならないが、いつか機会があれば探してみよう。

赤鷲の伝説を読むことで「赤鷲の剣を見つける」というクエが発生します。この先の通路の奥の台の上に魔術書「幽鬼作成」があります。

 上階に登る階段を見つけて先へ進むと棺の並んだ大きな通路に出た。奥には死霊術士がいて、私の姿を見つけるとスケルトンを操り攻撃をしてきた。スケルトンごときにやられる私ではない。最奥部に扉があり、いよいよ本丸「フェルグロウ砦」だ。
 ここへ向かう前に置いてきたオーソーンのことを思い出した。さすがに檻に入れたままというのはかわいそうだと思い出すだけ出し、後はどこにでも行って貰おうと思い引き返した。オーソーンは礼を言って去っていった。
 コンジュラーがいる部屋を通り、砦内を探索する。寝所などの部屋には魔術師がいたが、1人1人確実に始末をしていき、上階へ登っていく。そして、ついに召喚者との対峙を果たした。

コンジュラーがいる部屋に「オブリビオンの書(召喚+1)」があります。また「珍しい石」もアルケイン付呪器のある部屋に1つあり。初めて手にした場合は「珍しい石を鑑定人のところへ持って行く」というクエストが発生。

 召喚者に大学の本を取り戻しに来たと伝えるとアークメイジ「アレン」の取り巻きの一人なのねと落胆した声でいう。助手を殺し、研究を滅茶苦茶にした私に渡すものはないという。そういうと召喚者は炎の精霊を召喚し攻撃に転じてきた。

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 彼女は精霊と入れ替わるような魔法を使い、こちらを翻弄しながら攻撃を仕掛けてくる。しかし、じわじわと攻撃が効いてきて、ついに部屋の隅へ追いつめた。彼女は最後の最後に命乞いをしたが、振りおろされた刃を止めることは出来なかった。彼女を仕留めた私は盗まれた本を回収し砦を後にした。
 大学へ戻った私は盗まれた本をウラッグへ返却した。ウラッグは内容を確認して関連のある部分を見つけたらミラベルに報告しようと言ってくれた。中でも夜の涙という本に興味深い暗示が記されているらしい。トルフディルに知らせておいてくれと頼まれ、そして本を取り戻してくれたお礼にいくつかの本を貰った。

召喚者とは取引で戦闘なしで本を返してもらうことも可能。オーソーンと引き換え、説得も可能らしいです。
ウラッグから貰える本は他で読んでいなければ魔法系のレベルが上がる本なっています。