Seeds of Resilience (1)

 ついに正式リリースされた「Seeds of Resilience」。私が購入した時に比べるとGUIなども含めてかなり洗練され遊びやすくなったと思います。ゲームの内容は以前にも書きましたが、島を舞台にしたサバイバル+ビルド+クラフトゲームです。無人島に流れ着いた人々を操作して、最終的に無人島から脱出することが目的となります。

 小さな島が舞台となるちょっとこじんまりとした感じではありますが、サバイバルゲーム入門用としてはちょうどいいゲームではないかと思います。逆に島にあるものしか使えないわけなので標準設定であれば資源管理や災害(嵐)などによる損害なども考慮しながらプレイする必要もあります(カスタム設定で簡単にすることも可能)。また登場するキャラクターにはそれぞれ「個性」があります。この個性は他のキャラに影響を及ぼすものもありますので、それぞれの個性を考えながら住まいに配置させる必要があったりなど考えることはたくさんあります。

 マップ上をキャラが歩いたりはせず、家や倉庫などの建物のみしかありませんので多少寂しさを感じるかもしれませんが、逆に初代ウィザードリーのように想像を膨らませることができると思えば問題はないでしょう(キャラのグラはありますけどね)。

 さて、ゲームはミッションサバイバルの2つがあります。ミッションは全部で12ほどあり、それぞれ目的があります。その目的を達成することで新規キャラが解放されていきます。このキャラはサバイバルを始める際に選択できるようになりますので、まずはミッションをプレイしていきましょう。なお、チュートリアルも兼ねているので、何はともあれミッションから始めましょう(一度クリアしても再度プレイできるので操作などでに不安があったら何度もプレイしましょう)。

ミッション

 基本的に固定チーム(キャラの選択不可)、小さい島、限られた資源の中、限られた日数でそれぞれの目的を達成していきます。ゲームをスタートすると右上に目的が表示されますので指示に従ってプレイしていきましょう。

  • 最初のステップ
    • ブラックベリーを収穫し、銛を作り、魚を捕まえるだけの簡単のものです。右上の説明を読みながらプレイすればあっという間に終了するでしょう。
  • 壊れやすい小屋
    • キーボードやマウスを使った基本的な操作の勉強と住まいの作り方を勉強します。特にF5を押したままにすると物影にあるものが見れること(カーソルがある部分のみ)は覚えておきましょう。また住まいにキャラを割り当てる方法もしっかりと覚えましょう。このミッションは5日間生き残ることが最終条件となっていますがその途中で嵐が来ます。嵐は強度の低い建物、地上に置かれた資材などを一部を吹き飛ばしてしまいます。闇雲に収穫、伐採などを行っていると5日間生き延びることができないこともあるため注意しましょう。
  • より丈夫な建物
    • このミッションでは「編み枝の小屋」を建設することが目的です。このミッションでは紐を作ること、斧を作ること、スキルをアップさせることを学びます。一部のアイテムはスキルがないとクラフトできません。スキル自体は、例えば繊維から紐を作る行為でサバイバルスキルの経験値を稼げたり、魚を釣ることで魚釣りスキルを伸ばしたりすることができます。スキルレベルが上がると作れるものが増えたり、ボーナスが追加されたりします。材料集めに必死になって食料を確保することを忘れないようにしましょう。
  • やっと楽に
    • このミッションでは「コブハウス」の建設が目的です。しかし嵐が頻繁にやってきますのでうまくプレイしないと目的達成は難しいかもしれません(期間20日)。なお、このミッションは無人島に連れていけるキャラを3人まで選択できます。最初の目的は任意のキャラクター1人をサバイバルLv2、木工Lv2にすることです。前述通り、対応する作業を行えば経験値を稼げます。また最初からLv1のキャラを連れていけば簡単にクリアできますので選択するキャラを変更するのもいいかもしれません。なお道具は耐久度がありますので使えば壊れてしまいます。ここにも注意して資源管理を行いましょう。ここはかなり時間がかかると思います(嵐が多いため頻繁に資材や家が飛ばされてしまうため)。

 最初の4つだったかをクリアすると残りは順不同でプレイできます。5番目の「船旅をするための食料」は非常に難しいため飛ばして他をプレイすることをお勧めします。

 では、続きはまた後日紹介したいと思います。