Dragon Sinker

 もともとはスマホゲームなのかな。日本語名「ドラゴンシンカー竜沈めの末裔」でケムコ製です。日本語にも対応していますので安心してプレイできます。

 8bitテイストの懐かしいグラフィックと音楽で人間、エルフ、ドワーフが協力し復活したドラゴンを倒すことを目的としたゲームです。もちろん、それだけでなくチームを切り替えたりジョブ毎のスキル、ジョブチェンジなどもあり、楽しむ要素は結構多くあります。

 ゲームの説明がゲーム内で詳しく見ることができるようになっています(後からいつでも見れます)。また基本的なことはその場その場で紹介、説明されますので悩むことはないでしょう。

 まずチームについてですが、人間、エルフ、ドワーフの各代表がリーダーとなってその下に3人まで仲間を加えることができます。仲間は最初からいるキャラや町や村でクエストをクリアすることで仲間に加わったり、メインストーリー上で仲間になったりします。

 仲間には初期ジョブ(全22種類。うち3種類は「うんだめし」で入手)が決められていますが、最大レベルになると自動発動スキルをマスターし、さらには他のジョブに転職も可能です。マスターした能力は引き継ぐことができますので、どんどん転職すると強くなるようになっています。

 またジョブが最大レベルになった時に教会に行くと皆伝書が貰え、それをリーダーに使うとジョブ能力がリーダーも使えるようになります。リーダーのもとにつく仲間により戦闘中に様々な効果もあるため組み合わせを色々試してみることも必要かもしれません。

 クエストはメインとサブがありサブは仲間になるクエストもあるため積極的に受けていく必要があります。メインはクリアすれば先に勝手に進みますがサブは町民、村人に話しかけないと発生しませんので町や村に行ったら隅々まで歩いてクエを探しましょう。

 中には最初の町に戻ってなどの面倒なものがあります。一応今まで行ったことのある町や村に飛ぶことができるアイテムもありますが、そこそこ高価なので仲間になるようなクエでなけえば後回しにしてもいいかもしれません。普通のRPGと同じくお使い系が多いのでその辺りは我慢をしましょう(サブクエはそこまで多くはありませんので、そこまで気になることはないと思います)。

 戦闘は通常攻撃よりはスキルに頼った戦いになるかと思います(レベルが低いうちは通常攻撃で十分ですが、先に進むとスキルを使っていかないとかなり厳しい戦いになります)。

 ジョブによりスキルは違いますが、重複するものもあります。またスキルはMPだけでなくHPを使ったものもあります。HP回復が結構大切になってきますが、移動中に簡単にHPを回復できるようになっています(ただしMPを使用しますのでMPがなければ使用できません)。

 MPはテントを使うかハーブを使って回復するようになりますが、吟遊詩人のスキルで少しずつ回復させることもできます(戦闘中のみ)。また移動中にも少しずつは回復するようにはなっています。

 先に進むとHPやMPを吸い取る敵が出てきますが、これがかなりきついです。特にMPを吸い取られるとMPを使うスキルは使えませんし、HPを使うスキルを使うとHPを回復する手段が減ってしまうため苦しい戦闘を強いられます(アイテムで回復できますが、武器を新調しようと思うと回復アイテムはなかなか買わず、拾ったものや敵から得たものでやり繰りするようになります。中盤以降お金が余るようになれば別かもしれませんが前半では重要だと思います)。

 メインクスとの途中には中ボス戦もありますのでしっかりと保存して戦闘に備えましょう。なお1パーティが倒れても他のパーティに変更し戦闘を続行可能です。もちろん、倒れたキャラには経験値は入りません。死ぬわけではなくHP0で戦闘不能扱いという扱いですので戦闘が終了すればHP1で冒険を続けることが可能です。

 これ以外にもいろいろな要素がありますが説明しきれませんので自分の目で確かめていただければと思います。

 今のところ全体の3分の1ぐらいまで進んでいます。手軽に楽しむには十分だと思いますが定価で買うにはちょっと高いかなと思います。私はFanaのバンドル(10本入りで600円ぐらいだったかな)で購入したので高いとは思いませんが、せめて半額程度が買いかなと思います。