Graveyard Keeper

 割引クーポンが来たので発売日に購入したGraveyard Keeper(通称「墓守り」)ですが、汚い牧場物語とも揶揄されているそうです。私は牧場物語をプレイしたことがないため、よく分かりませんが、6時間ほどプレイした感じ、非常に難しいゲームということは分かりました。

 正確に言うと難しいというか会話のログなどは保存されないため、きちんと覚えておくかメモを取っておかないと何をしていいのか分からなくなる点。チュートリアルで矢印が表示されていく先が示されていたのであんまり気にせずに会話を聞いていたら、あれ、これいつだっけ?とかになってしまいました。

 特定の曜日(記号であらわされ、1週間が6日しかないので曜日に当てはめるのも違和感を感じる)に人がいるだとか、私を納得させるだけの人じゃないと話さないとか、様々な条件があったり、すぐには入手不可能なアイテムを要求されたりだとか、採掘などに使用するアイテムに耐久度があったりして管理も大変。

 そして作業(採掘や剣を振うことなど)をするにしてもエネルギー(睡眠と食べ物で回復)が必要だったりするし、その回復手段を確保しておかないと家に帰っては寝る生活になってしまいます。

 経験値は作業をした時に得られますが、作業内容により「赤、緑、青」に分かれており、緑はかなり多め、赤は少なめ、青はまだ入手方法すら分からない状態なのでかなり少なめ(序盤だけかもしれませんが)となっています。この3種類を集め、テクノロジー(技術)を覚えていくようになりますが、一部は「?」のままとなっており、これらは物語を通じて解放する必要があるようです。

  • :工芸スキルと素材を使った能力
  • :物の特性と自然に関する知識
  • :非物質的世界に関する精神的知識

 そして、このテクノロジーの取り方も結構悩む所です。人体医学は最初は肉だけとなりますが、かなり低い経験値でその他2つを取得することができます。ただ、皮や骨などを取れるようになったからといって、それを活用する手段がないようであれば取っても意味がないということ。

 その他のものも取ったはいいけど、材料がそろわなかったりして結局使えなかったりということもあります。幸いこのゲームは自動保存ではなく睡眠をとり起きた時に保存がされます。この特性を活かして、テクノロジーを取る前に保存をし、その後に取得・確認をし、今すぐ使えないようであればメインメニューに戻りロードし直すぐらいの慎重さが必要になると思います。

 またインベントリの少なさもあり最初は不要なもの(しばらく使わないもの)は取らないようにしましょう(破壊することは可能)。理由はもう1つあり、アイテムの耐久度を回復するために砥石が必要となるのですが購入するには高く、クラフトも出来るそう(未確認)なのですが、そこまで行くのが結構大変みたいなので、あまり無駄な使い方をしない方がいいというのもあります。

 4時間ほどプレイはしていますが、実は2キャラ目(最初のキャラは適当にやっていたので行き詰った感を感じたので)だったりしますが、最初の流れを書いておこうかなと思います。

 と、攻略記事ではなくあくまで序盤の流れの紹介です。購入を検討されている方向けをメインに記載していますので予めご了承ください(攻略自体はwikiや集中してプレイされている方のブログを見てください)。

序章

 最初は「矢印」が出るのでその指示に従って簡単なチュートリアルをこなしていけばOKです。ジェリーと話し、ロバと話し、死体を安置所に運んで、いよいよこのゲームの「らしさ」が出てくる作業である肉の切り出しを行います。その間に自動的にテクノロジーが解放されていきます。

 死体の処理は墓場に穴を掘って埋めるということで、死体をかついで死体安置所の左にある墓場へ運んでいきます。何かものを作ったりするのは「青い紙の台」を使用することが多々あります。その場所場所で作れるものが違いますので道中などで見つけたら確認しておきましょう。死体を埋めた後、しばらくすると神父がやって来ます。今度は彼と話をして情報を得ましょう。

 この段階でジェリーの「ビールが欲しい」という依頼、そして当面の目的の1つである教会を開くために神官になる、つまり墓場の質を5以上にする依頼が発生しているかと思います。後者は特にNPC欄に記載されないので注意。なお、神父は毎週「太陽マーク」には来ているそうです。

 また「埋葬証明書」というものについてもしっかり聞いておきましょう。しばらくは唯一お金に換えられるものになる大事なものとなります。そして、教会の右にある物入れ箱からアイテムを取っておくことを忘れずに。

 魔女の丘は少しイベントをこなさないと入れませんが当面の周辺マップ。

 神父と話した後はとりあえず村の酒場へ向かいます。道中採取出来そうなものなどありますが、この時点では無視したほうがいいと思います(エネルギーや道具の耐久度の関係)。

 酒場の主人と様々な話をすると埋葬証明書がここで売れること、肉を売るためには「印」が必要なことなどがわかります。印は本物はお金がかかるため、偽の印のことを教えてくれます。それはスネークという男で、情報はこの酒場に毎週「♀(金星のマーク)」にやってくるミスチャームが教えてくれる。

 この会話のついでに鍛冶屋への手紙を預かります。ミスチャームに会うためには日を変える必要があるので、この依頼を受けておきましょう。もちろん、その前に埋葬証明書を売ることを忘れずに。場所は上のマップを参考にしてください。

 鍛冶屋に手紙を渡すとその手紙に書かれた依頼を頼まれます。簡単なスライム退治。その前に古い剣と砥石を貰えます。まずは古い剣を研磨してスライム退治に行きましょう(鍛冶屋のすぐ裏)。退治した後、会話をしてアイテムを貰うことを忘れずに(レシピも解放されます)。なお砥石はこの鍛冶屋で購入できますが、10銀(埋葬証明書が1銀50銅でしか売れないことを考えると非常に高いものだと分かります。砥石は何度か使用することができます)。その後、再び酒場に戻って主人と話をします(ビールが貰えます)。

 ビールを持って一度ジェリーの元へ帰ります。その道中にベリーやキノコが最終できるだけのエネルギーがあれば幾つか採っておいてもいいでしょう(レシピなどの解放などもあります)。一か所だけキャベツが無断で採れる場所がありますので忘れずに。

 また、虫眼鏡のアイコンが表示されている部分などは都度確認をしておきましょう。特に畑についてはちゃんと見ておきましょう。

 安置所に戻ってジェリーへビールを渡すと信頼度(ニコマーク)が+20されます。各NPCにはこの信頼度により会話の幅が広がったりしますので頼まれごとなどできることはして行った方がいいでしょう。ジェリーと話をすると魔女の丘、図書館(教会の地下)、占星術師、ワイン蔵(教会の地下と繋がっている)、灯台(毎週月マークにジェリーとツルんでいた占星術師がいたこと)などを知ることができます。

 翌日がミスチャームと話せる日となるため再度酒場に向かいます。ミスチャームは結構厳しい態度を取ってきて、「信じる心」を磨いてから出直してきてとのこと。その後、自称詩人ヴァグナーとの会話が発生します。紙とインクが不足しているので持って来て欲しいという依頼と「パーク:記者」を取得。紙とインクは作るか教会の中にあるかもしれないし、老占星術師から手に入れることもできるかもしれないという情報も得られます。

 次に主人と畑について話をしますが、商人に話を通す必要があるらしく、商人は毎週(代替の記号がありませんが、上が切れた丸の下に真っすぐの棒がついたもので、金星マークの次の日)酒場の南にある納屋にくるという情報を得ます。

幽霊と商人

 商人と会うために一度自宅に帰りベッドへ。そして起きると青白い幽霊が。色々な話を聞ける中、墓場の右下に埋めた奴が意地悪だったので川に流して欲しいという依頼が。ただ、死体を掘り起こすためには「死体発掘許可証」が必要なことを教えてくれます(1つだけ貰えます)。

 墓場へ行き、掘り起こしてマップ西(左)の壊れた橋がある下の方から死体を投げ入れます。その帰りジェリーが現れて、火葬のことを教えてもらえます。場所としては安置所の入口から道を挟んで反対側を進められます。

 そして商人に会うために再度村へ。早速畑の話をすると最初は10金、値切って5金、そしてお金がないことを話すと取引(ニンジン、キャベツ、ビートを各12本持っていく)を持ちかけられます。これを断ってしまうと商人を怒らせてしまいます。もちろん、仲直りは出来るのですが、その代わり1金を要求されてしまいます。どちらがお得かはそれぞれとは思いますが、お金の入手手段が少ないうちは前者のほうがいいかもしれません。また種の入手手段なども聞けます。それと借金も可能ですが5銀借りて10銀返すようになりますので注意。

 ここで一度村の住民および灯台の方まで足をのばし各NPCと話をしておきましょう。その中で新しいテクノロジーが解放、新しい依頼をされることもあります。

 寝た後だったか、再度、幽霊が出てきます。そして死体には罪(赤いドクロ)、善行(白いドクロ)であらわされていることを教えてもらえます。赤白ドクロを構成する部位によって決まるそうです。内臓を取り除いたり、保存加工を行ったりすることでこのドクロをを変化させることが可能。赤ドクロがあると墓場を装飾してもカウントされないため注意が必要。

審問官(魔女の丘)

 火星マークの日にジェリーから審問官を見たという情報を得られます。その情報が得られたら村へ行く道を進むとイベントが発生します。猊下(高僧の意味)と呼ばれるNPCと魔女の丘へ向かいますが、その間に様々な情報を得られます。そしてイベント。その後、猊下と話をして友達になることに。

 友達とはいうものの、なんとなく村のスパイみたいな感じに思えますが。そして、翌週か翌々週に何か依頼をしたいと頼まれますので忘れずに。


 村人との会話は端折っていますが、この時点でかなりの依頼を受けていると思います。「知っているNPC」で依頼内容がある程度は確認できますのでみておきましょう。

 この後、自宅の地下室に入り、散らかっているものを片づけましょう。その中から幾つかのアイテムを入手することができます。ちょっとしたイベントもありますが、当面は何もできないと思います。そして、家の周りの不要なもの(岩や低木など)を除去します。もちろんアイテムの入手、さらには経験値も溜まります。家の近くにある井戸からは水を入手できます(パンを作ったりするのに必要)。

 ゲーム開始直後の流れはこんな感じだと思います。どこで何が採れるのかなどはしっかりと覚えておいたほうがいいでしょう。まずは出来ることを進めていき、テクノロジーを取得していきます。テクノロジーのとり方などは正直なところ試行錯誤をしたほうがいいと思います。面倒だと思えばwikiがすでにあるようですので検索してみましょう。

 とは言え個人的には最初はwikiを見ずに悩みながら進めていったほうが楽しいと思います。どうしてもうまくいかない人は「%HOMEPATH%\AppData\LocalLow\Lazy Bear Games\Graveyard Keeper」にデータがあります。数字.datと数字.infoがセットになっています。バックアップを取るか複製を取っておけば行き詰ってもやり直すことができます。